あおい世界
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2005年01月13日(木) 母としての反省 〜桃〜。

ひと冬に何度か降るドカ雪。
そのドカ雪が降ると帰り道は大渋滞になります。

昨日は朝から小雪が舞ったり、
しんしんと降ったり、陽射しが出たりの繰り返しでした。
夕方になっても、さほど大雪という感じはなかったのに、
会社を出た途端、大渋滞。

のろのろのろのろ。
車を走らせていても、なぜ渋滞するんだろうという程度の雪ですが、
勾配の激しい途中、トラックが立ち往生したりしていました。
積雪は大したことないのに、とても冷え込んできたのです。
途中の電光掲示板の表示は『−5℃』。
いつも30分かからないのに1時間半もかかってやっと着いた保育所は、
騒々しさがなく少なくなった児童が静かに紙芝居を見終わったところでした。
桜と桃の二人と顔が合い、そのまま急いで帰る準備をして欲しかったのに、
桃はおやつを食べていくと言うのです。

延長保育が必要で手続きをしている子だけに夕方のおやつが出ますが、
今日は事情が事情だし、臨時のことなので、
先生方は手続きをしていない児童にもおやつを与えてくれようとしたのです。

しかし、、、あたしはすぐにでも帰りたい。
いつもなら家で食事が終わっている時間なのに、まだ保育所にいるのだもの。
明日休みというなら話は別ですが、まだまだ週の真ん中。

おやつを食べて帰りたいと泣いてぐずる桃に、先生方は、

すぐ食べ終わるんだから、どうぞ食べさせてあげて。

と言ってくださいましたが、あたしはもう引けません。
何度か断りましたが、あまりにも派手に泣いている桃を見て、
あたしが遠慮しているのかと思った先生方が、
更に何度も声を掛けてくださいます。

ありがとうございます。でも、あたしも早く帰りたいので。。。 

この一言で、先生方も、

そうね、お母さんも疲れているから、早く帰りたいのよね。

と、帰る方向に桃を促してくれるようになりました。
もう、桃の顔は涙でぐちゃぐちゃ。

ママ、うちに帰ってご飯作らないといけないし、早く帰りたいよ。
今日はいつもよりすごく遅くなっちゃったから、早く帰ろうよ。


そう何度も説明しているのにぐずる桃に、

じゃ、ママは帰るから、桃はおやつ食べていけば?!
自分で決めて! 食べるのか、帰るのか!!!


最後には泣きじゃくって何を言っているのかわからない状態の桃が、

うちに帰って、ご飯を残さないで食べたら、おやつを食べてもいい?

と妥協案を出してきたので、それには応じてあげることにしました。



こんな時、余裕のない自分を感じます。
今、振り返って日記を書いていると、しみじみと自分の未熟さを感じます。
ほんの10分や15分のことじゃないか、待ってあげられないのか、って。
結局、自分のペースにはめこんでしまったことに気付いて、
あとからゾッとしちゃうのです。

あたしって。。。。。何やってんだろう。
桃を泣かせてプラスになることあるんだろうかって。。。。

が反省もする間もなく、
このあと今度は桜へと矛先を向けてしまったのです。
駄目な母です。


あおい雪  DiaryINDEXpastwillMAIL

2004年01月13日(火) こころ の なか。