あおい世界
DiaryINDEX|past|will
もう4年たつのですか。 あの日から。
桜を一人っ子にしたくなかったあたしは、 2歳から4歳離れで、もう一人子供が欲しかったのです。 元夫との別離を予感したり、計画したりしていたわけではなかったのに、 どうしてもどうしても同じ父親の子供が欲しいと無意識に思っていました。
そして桃を身篭ったことがわかって間もなく、 桜の時と同じくらい、ひどいつわりの中、 人生においても大きい岐路に立つことになりました。
母子家庭となった状況で生むか生まないかの選択。 あたしに選択の余地などありません。 生むこと以外、決めていなかったから。 周囲では子供一人なら、つまり桜だけなら育てられるのではと、 心配のあまりアドバイスしてくれる方もいましたが、 そんなの耳に入りません。 欲しかった子だもの。
後から思うに、 元夫から最後のプレゼントをいただいたことが、 元夫への気持ちにケリが付くきっかけだった、とも思えるのです。
でもやっぱり、妊婦検診や出産の入退院時に、 相方がいないことの寂しさがなかったといえば嘘になりますね。 寂しさの大半は、同じ嬉しい気持ちを共有する相手がいないということ。 もちろん、親や友人などは喜んで祝ってくれましたが、 実の父親と母親がしみじみと味わう感動を共にできないという寂しさ。
とはいっても、桃が生後3ヶ月ぐらいになるまでは、 元夫と交流があったので、一度だけ病院には来たのです。 ・・・・彼は泣いていました・・・・
桜が生まれたとき、どちらに似ているのか決め手がありませんでした。 半々ぐらいでどちらの意見もあったのです。 。。。が、桃は明らかに元夫似です。 そっくり。 それは、今でも。 時々ドキッとするくらい表情が似ています。
桜と同じで睡眠が浅く、なかなか長時間寝ませんでしたが、 産後も実家にお世話になっていたので、 誰か彼かにおんぶや抱っこをしてもらえる子でした。 おっぱいの出が、よかったこともあるのですが、 最初から吸い付きが上手だったおかげで、完全母乳。 預けて出かけるときのためにミルクを慣らしていたという感じです。
桜に追い付き追い越せという気持ちが強い桃。 優しくて気が利いて、小さい頃から赤ちゃんが大好き。 ちょっとふざけすぎちゃうところがありますが、 間違いをきちんと認めて、素直に謝ることができる桃。
これからも、すこやかに大きくなぁれ♪
♪ お誕生日、おめでとう 桃 ♪
ケーキは、またまた伯父さんにお願いしました♪ 夕食は、いつものように実家の両親も呼んでパーティー。 前もって桃からリクエストと受けていた『赤いスパゲティ』もおいしくできました。 じゃが玉スープにトマトのサラダ。 両親はケンタッキーを買って来てくれて、 畑で採れた“だだちゃ豆”も持ってきました。 いっぱい並んだ美味しい食卓を囲み、みんなでもりもり食べました。
|