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| 2004年05月18日(火) | 初めて触れた手。 |
今まで、何度か藤くんと会っても、
触れ合うことはほとんど、ありませんでした。
例えば、ちょんちょんって背中をつついて、呼んでみたり、
ちょっと高いところにあがる時に、
背中に手をかけてみたり、ってその程度。
どれも洋服ごしなので、肌が触れ合うことはありませんでした。
アウトレットのお店を並んで歩いているとき、
手、冷たい？
桜の手？
ううん。
そういって、あたしの手を突然握ってきたので、びっくり。
冷え性だっけ？
んー、冷え性ではないと思うけど、
手だけ、冷たいことはしょっちゅうだよ。
そう握っている藤くんの手は、とても温かかった。
藤くんは比較的いつも手が温かいそうで、
冷たい手に握られ慣れている桜には意外な感じがしたのかもしれません。
桜ちゃんに、手、ぬるいって、言われたよ。
あははー。そうなんだーーー。
今回の藤くんは、いつも聞いたり、しないようなことをしてきたかも。
あたしのブレスレットをまじまじとみて、
これが、ホムペに載せているやつ？
首にもあったよね。
あー、それね。
髪、ずいぶん切ったよね。
髪、硬いほう？
くせ毛なんだよね。
そう言って、帽子の下から出ている毛先の部分を触ったり。
車の中で、また自分の手を比べてみようとばかりに、広げて差し出してきたり。
手、大きいほう？
重ねたあたしの手と藤くんの手は、
藤くんの方が太いだけで、
指の長さや、甲の大きさは、ほとんど同じくらいでした。
なにせ、あたし、鍵盤でいったらドからミまで届きますので。
そして、またあたしの手をとり、
生命線は？
自分のは短いんだよなー。
もう、とっくに死んでてもおかしくないのに。。。
。。。。指のサイズなに？
え？ どの指？
。。。９号。
意味不明でめちゃくちゃ動揺したあたしは、
体重増えるとさー、
指も太くなるよね。
やばやばー、もう、痩せることはないのかな〜〜〜
指、細いんだね。
この台詞に、深い意図は感じられませんが、結構どぎまぎしますよね。
わは。
