2002年夏出産:のびのび一人っ子の母:名古屋の主婦 KKの短い日記 

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2002年07月10日(水) 会社生活・ボーナス

「地震?台風??」と思って目を覚ますと、激しい胎動だったりします。

おはようございます。6号、近づいてますね。



ボーナスシーズンですね。

ボーナスときくと思い出すのは、昔の勤務先のやり方。



ワタシの席はフロアの壁に背を向けていて、真後ろに小会議室がありました。

大抵ドアは開きっぱなしです。

毎月の給料日と、年2回のボーナス時にはこの部屋が活躍します。

一応夕方5:30が定時なのですが、大体5時くらいになると専務が入ります。

(二代目社長よりも、創業した会長とその番頭格である専務が権限を握る会社でした)

専務にとっては、ヒラの社員たちとコミュニケートする唯一の手段です。

部課ごとに明細をイソイソ並べているのが、ワタシからはまるみえ。

7ならべかよ・・・って感じです。

並べ終わると「おい」と手近な上役に声をかけます。すると各フロアに

「明細をただちに取りに行くように!」

と通達がまわるわけです。




真っ先にやって来るのは7Fの総務女性。

絶対に定時に終われる部署なので、通達の内線電話を待ち望んでいたのです。

そして各階の業務女性。

最後にわれわれ営業です。



ボーナスのときには専務からひとりひとりお言葉があったりするので、時間かかります。

つまり、ワタシの真後ろを先頭に、ずら〜〜〜っと人・人・人の行列・・。

並んでるうちはヒマらしく、ワタシの机の備品など見て声をかける人もいます。

うう、机の下でこっそりサンダルを脱いでるワケにもいきゃしません。


さっさと明細もらって帰る総務の女性たちを横目で見ては

『ケッ、毎日毎日定時に帰りゃ〜がって。うらやましーぜッ』

と内心では思っていたり。

(すいませんすいません、能力のないワタシが悪いんです、残業手当てゼロなのに残る方が間違ってます)




そう、あれは何年目のことだったでしょうか。

ある朝出勤すると

「おいK、専務がお呼びだぞ!」と部長に声をかけられました。



え?と専務席を見ると。



こっちを見てる専務、その手元に一枚の明細が!!!!



ヒソヒソと部長「お前、昨日ボーナスの明細もらい忘れて帰っただろう!?」

「!!!」


ししししまった!昨日は行列タイムに地下倉庫にいたんだった・・。




さいわい専務のご機嫌が良い日だったので、明細はあっさりいただけましたけど



「ボーナスいらんのかと思ったぞ〜、はっはっは!」


         (↑オヤジ・・・)




フロア中に響く声で笑われ(専務席はど真ん中)さらしもの。




・・忘れられない出来事のひとつです。 ←まだいろいろあるらしい




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