sasakiの日記
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2013年10月08日(火) |
音楽はそれぞれ自分の畑を耕す。コツコツとね。 |
電車通りにある「かやの茶屋」は何度も何度も通ったところにあった。 自分が如何に無頓着に街を走り回り、注意力、関心を放り上げて徘徊しているかがよくわかったよ。 路面電車は相変わらず傾きながら走っていて、大きく曲がるところにすすきのの尻尾があり、反対側のずっと向こうに、右に曲がるともう無いけど教育大学、突き当たって藻岩山、右に曲がって西線。一日中ぐるぐる回っている。 電車通りは思いの外変わっていない。 ノスタルジーとセンチメンタルの吹き溜まりだね。 今でも充分期待に応えてくれる。 風景に街の不動産屋さんみたいにベタベタと昔の記憶が貼り付けてある。 電車が走っている所に引越しをしようと決意が今でも良くわかる。
ギター担いで店のドアを押す。 思いの外広く、店の人と思しき人が応対に出て来て、宜しくといった通常の挨拶を済ませ、普段は店の一部として使っている部屋を楽屋として用意してもらう。 時間より30分早い。 いい加減早い「入り時間」の癖をやめないとますます拍車がかかって、一時間前から入っているということもありそうだ。 長生が15分前に入ってきて「やっぱり、先に来てましたか?お願いしますよぉ、先に来ないで下さい。」、ね?こういうことがあるから、あんまり先に来ちゃいけないのだ。年取ると時々周りに迷惑をかけるのです。 境長生はメロディメーカーだというのがよくわかる。メロディを広げて行こうという意思を強く感じさせる作り方で、広げた羽はどこまでも飛んで行くのだとの気持ちが伝わってくる。 シンガーソングライターが好きなのはそこかなあ。 みんな自分の畑をせっせと耕し、よその人とは違う花を咲かせ、大きさや形の違う作物を収穫してる。 それを通行して行く人達が耳で買う。 アレンジとギターの古舘君からレコーディングのデータが2曲送られて来た。 アコギの2ndとリードパート、パーカッションの出し入れの確認。 すごいガットギターが入っていた。 あんまりかっこいいから曲中のオブリガードも入れてくれないだろうか?と、パーカッションスピード感が欲しいので、何かをバッサリでもいいかもねの返事を打ち返す。もう一曲は2ndギターをAの繰り返しまで殺しておいて、他の楽器と一緒に盛り上がって欲しいと相談。 今のところ統一感がまだ見えないけれど、各楽器パートが入ってくると解決するだろうの放し飼い状態で、もう少し作業が進むと見えてくるだろうね。
洋一二人から電話があった。 今気がついたんだけど、二人とも洋一だった。 近々会うことにした。 かたや中学、方や大学からの付き合い、呆れ果てるほど長い。まだ、生きてるんだみんな、今日はノスタルジーだぜ。
これからのライブは25日、ロケット🚀姉妹、田野崎文ちゃんとbankで7:00からライブ、トールと連絡とって何やるか決めないと。ゆきちゃん、あやちゃん、女性二人がかりは辛いな〜。トールも入れると三人がかりか? で、月開けて11月、4日の遠軽のサンシャインホテル。いくらなんでも雪は降ってないだろうけど、オホーツクの冬の近所。「いい感じで人が集まってます。」と静さん。 本当はCD出来ててお披露目のはずだったんだけど。 ここまで来たらワシの意地じゃ。粘る。
おわり
さて、家に帰ろう。 札幌は今日は曇天。暖かさが気持ち悪い、この季節にしては。
sasaki
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