sasakiの日記
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夢があるからだいじょうぶ。 今日の日めくり猫カレンダー。
どうも、大丈夫みたいなので一安心だ。 外も大雪で一大事みたいなので、一日じゅう、家にいて歌の練習。 筋肉のなかで一番丈夫なのが、喉かもしれない。 ライブなんかで、リハーサルを丸々本番分やって、本番で正式に歌唄って、そして打ち上げでげらげら笑って、次の日にはどうと言う事もない。 デビューのころはリハーサルやって、本番迎え、もう、これで一杯一杯。次の日にはもう声が出ない。何時もいつも咳払いばかりしていて、咳払い王みたいだった。 松に齧られ、手のひら、手の甲はもう穴だらけ。 この癖はどうにも取れないみたいで、噛んだ瞬間、顎まで震わせて渾身の力で噛む。鼻はもうピンクを通り越してどす朱色。いわゆる、イッテる状態でもう恍惚。手の甲に穴が開くほど噛む。歯がぎざぎざしているので煽った瞬間に直線の傷がいくつもつく。人はこの傷を見て、いい年してリストカットと思うかもしれない。本人に悪気がないみたいなので躾の仕様がない。色々教え諭してみるんだけど、とりあえず散々ぱら噛み散らした後で我に帰るみたいだ。本当に悪いことをした、ここまで真剣にやるつもりはなかったんだけど、なんか、肉に噛み付いていると遠くのほうから本能みたいな物がやってきて、後はオボロになっちまうのです。甘噛みというのがあるらしいんだけど、そう言った中途半端なことが出来ずついつい、両顎がプルプル震えるくらい気合噛みしてしまう。・・・らしい。 今回に限り、体が大きくならないでよかったとつくづく思う。
マグネシウムは本当に攣りに利く。 車の運転も大分楽になった。ついこの間まではアクセルペダルを踏んでる右足が何かの拍子に攣る、ヒャーと叫ぶこと限りなしで、まあ、大体は何かかんかで叫んでいるみたいだ。 それで気がついたんだけど、今の人は多分、何かの要素が足りていないんだと思う。どこかの調子が悪いと言うのはそういった事情によるもので、一度きちんとじぶんの必要な要素を発見したほうがいいと思う。と言うようなことを人に話し続けたら、あんたはたぶん催眠術に簡単にかかる人だと思うと言われた。当たってると思う。 マグネシウム。カルシウム。 これらが体の中に入ってると思うとなんだか元気になってくるような気がする。 今日は一日じゅうカルシウムとマグネシウムが空から降ってくる。 遠くで雪祭りが始まった。
昨日は「極北の王 北極熊」を見て人生を教わった。 クマから人生を教わらなくとも、もっと身近に人生があるだろうに、という批判も聞こえてくるのだが。 北極熊は偉い。 小学生みたいな感想なのだがこれで全てなのだ。 それにしても、ものすごくひどい文章で、知性があまり感じられない。 まあ、まあ、といいつつ推敲さえしない。 以前に書いたものは読み返さないんだけど、はてさて、言いたい何を書いたんだろう。怖いものがアル。ホウカムリしちゃおう。
明日のラジオのコーナーは「同棲時代」です。 上村一夫を読み返してみると、真面目に重たく、青春ってこんなに面倒くさかったんだと、そして、一つ一つに意味があり、一言一言に華麗に傷ついていたのだと。劇画の一番アートな時代だったころ。 まだ空からカルシウムもマグネシウムも降ってこない時代。 今日みたいに雪がしんしんと降り、春は愛をふるい落としてやってくる人たちの話。 時々は魂の話をしたほうがいい。
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