本当に電話が繋がらない。何か災害が起きた時に身内や友人、奥さん、だんなさんの消息を知ろうとしたら、まず間違いなく、２時間は電話かけ続けないとつながらない。まあ、ほとんど連絡手段は今の形態では無理だと言うことで、役に立たん。
　そんなわけで、２時間ぐらいでようやく繋がった。
　両親が住む北上方面は今回は震度４程度におさまって、村全体もほとんど被害もなく、電話が繋がったころにはテレビも見ていなかったらしく、ひどくノンビリとした様子で母親は障子張り、父親は朝の散歩の最中だった。
　どうも南北に縦に被害が大きかったみたいで、今もテレビでは追跡取材している。それにしても、テレビのワイドショーのレポーターの人たちはどうしてみんなあんなに嬉しそうに現場にいるんだろう？一応隠そうとしているみたいなんだけど、どう見てもはしゃいでいるようにしか見えない。というか、事件がおきるたびにテレビがはしゃいでいるのはもう、普通じゃない。
　ナイフを持って人を殺した親のところに言って何か喋らせようとするのなんかもう、どうかしているとしか言いようがなく、母親が力なくへたり込んでも誰も何もしない。親が殺人犯したわけでもないのに誰も様子を見ろ言わないでそのままインタビューを続ける。誰もおかしいと言わない。
　本当にどうかしている。

　実家に電話だ繋がり、母親と話し、父親が代わって出てきた。「大丈夫か？」第一声がこれだった。俺が心配して電話したのだ。心配されるのはそっちで俺じゃない。どうも明るくボケ始めている。のか、本当にまだボケをかますほど若いのか？多分違うと思う。どっちにしてもまだ明るいからいいか？

　明日は旭川フォークジャンボリー。
　久しぶり。
　楽しくやりましょー。

　山に行き、デッキハウスの縁取りと、腐食防止液を塗る。
　思いのほか腰に来た。
　背筋がとても痛いのだ。
　使っていない太股の裏が張ってつる。
　どうも新しい筋肉の使い方を会得しているみたいだ。昔使っていた筋肉はどこへ行ったのだ？

　自転車の交通法規が変わってから、右側を走ってくる人がとても多い。とっても危ないから止めようね？それも国道とかもそんな風にして通行するといつか跳ねられるからね？

　それでは明日。

sasaki