sasakiの日記
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2006年06月20日(火) あのね?

 川口はキーパーで、守る人で、いくら守っても点は入らないのだ。いくらテレビであおろうとしても、川口で何とかしようと言うのはちょっと見当はずれだと思うんだけど。なんかテレビってここんところむかつくなあ。こんなにあけすけに下品だったっけテレビって?まあ、いいや。それと関係ない奴が喋りすぎでうるさいなあ。たしかにみんながみんなワールドカップ見なくてもいいんだ実際ね。もうちょっとドメスティックに生きていくことにする。
 コンサドーレ!
 2連勝。
 こっちのほうが地味でいい。

 久しぶりにOMに会う。もう24になっていて、油断しているとボンズどもは歳をとっている。30まであと6年か?うーん早い。
 みんな音楽で生きてゆこうとしている。
 そのことについてはあまり有効なアドバイスはできないのが心苦しい。今の時代、不確定なものに賭けてみようということ自体が信じられなく、これから先一体どうするんだろうという心配ももはや父親母親の目だ。26でデビューした身としてはなかなか、もういい加減にして社会人になろうね?とは言えない。人に人生だからあんまり俺には関係ないという姿勢ではいるんだけど、回り見て見れ、えっお前ら!みんな社会人になって普通に暮らしてるぞ、とも言いたいんだけど、これだって親じゃないから僕にはあんまり言う権利はない。それにこの言葉はあの頃自分の親にサンザン言われすぎ、言われるほうもほとんど痛痒を感じないと言う羽のバットもたいなものだから、言えない。
 それにしてもいまのミュージシャン通路はじくじくにぬかれんで、途中穴が開いてるは、上から物が落ちてくるわ、歩きにくいわ、光が当たらないわ、雨は降るわ、ロマンチックじゃないわで気の毒だ。
 ああ、そうだ、投票しなくっちゃ、いかんかった。

 「空とび猫」アーシュア・K・ル=グィンのシリーズ4巻と「長い長い散歩」 須藤真澄
 猫物を続けて読む。
 たまたま集まったものでスポ太郎の病状とは何も関係ない。
 空とび猫はル=グィンのSFとは何も関係のない猫の話だと言うことでうっすらと興味があった。当たり前なんだけど話が女の人っぽい。不思議なのだ。文章の性別と言うのは一体どこから出てくるんだろう?翻訳物でもやっぱり女の人に文章は女の人っぽい。昔、女性のミステリー作家は読まないといってしまったけど、今は昔ほどそんなに区別はないけどなんなんだろう?と疑問符で終わる文章の閉じ方は怠惰で卑怯なんだけどこのことについてはあまり深く議論しないほうが無難かもしれない。まあ、一種の逃げなのだ。というよりは完全が撤退。
 「長い・・」は日常の老猫との生活が書かれていて、真ん中あたりで死んでしまうということになっている。最近、友達の猫が立て続けに死んでしまいとても身につまされてしまい、飼い主はどれもこれも概ね見事に馬鹿野郎ぶりを発揮するものだ。とてもみにつまされる。これは一種の予行演習、並びに悲しみ予防訓練。

 このところ、日本茶でなく紅茶を飲んでいる。お母さんが入れてくれた紅茶が思いのほかおいしかった。と言うのが始めた理由。
 砂糖入りの紅茶で普段はあんまりぽいしいと思わなかったものなんだけど、その時はとても、すばらしく、素敵においしかった。
 小学校一年のとき札幌に来て初めて紅茶を飲んだ時のことは今でも憶えている。学級の先生の家にお呼ばれしてその時に出してもらった紅茶。砂糖が入っていて、甘いお茶と言うのがその時の印象だった。
 あんまり風味が強くないのがいい。どちらかと言えば安い紅茶。
 今のブーム。山盛り買ってきた。僕のうちに来た人はその安い紅茶が出てくるので今の所はあまり訪問しないほうがいいかもしれない。

 こつこつと絵を描く。
 本屋に行ったら塗り絵のコーナーがあった。今ブームらしい。
 みんな孤独なんだなあ。大きなお世話か?
 


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