sasakiの日記
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2006年06月16日(金) 年寄り猫の看病記

 コンサートやレコーディングなどでそばにいてやる時間がなかったせいかか、こっちがやれやれ少し休憩をと思う暇もなく、低血糖、食欲不振、を起こし病院送り。
 「レントゲンかけてみますから、一緒に見てください。」先生
 「ついてはですね、この鉛製のエプロンをかけてください、子供のもとが死傷すると困るでしょうから。」と看護婦さん、最後の子供のもと云々は別に彼女が言ったわけではないんだけど、多分そんなところなんだろうと言う推量。
 目の下のところでスポ太郎は横に転がされX線照射される。
 モニターに体の中が映っている、面白いと言えば面白いんだけど、なんだか気の毒な気もする。泣きもしない、完全にあきらめてるか気力さえなくなってるかだ。
 「ここに胃が見えますけど、ガスが溜まってているみたいです。」、たしかに胃がコロンと膨らんで見える、それも結構大きい。
 「食べ物が何も入っていなくてこんな胃膨らんでいるところを見ると、たべたものが胃より下に下りていかなくって、いきおい吐くということになってるようです。」、朝明け時からこのところ盛大に吐いていたのはそのせいみたいだった。鶏みたい時を告げるゲロばき。うーん、汚いなあ。猫を飼っているうちは多分大体がこの吐き物で絨毯や椅子などが染みているはずだ。最初こそ気にしていたけどもう、仕方のないことだと観念している。
 「それと、この胃の大きさは胃拡張でもあるみたいですねえ。」、本当に胃がはっきりと大きい。良かれと思って若い時に食わせすぎたのがたたったみたいだ。でも、その突出した食欲のせいで体重が減るのを防いでいるような気もする。
 腎臓、肝臓、腸なども見たのだが先生は何も問題はないみたいといっていた、血液検査の結果もまあ、基準値内ということでもう少し長生きはしそうだ。
 結局、また今日の段階では元に戻ったんだけど佐々木先生(この人は女医でさっきの先生とは違う人。どうも妊娠しているみたいなんだけど、違ったら一生拳骨を握り締めたまま対応されそうで怖いので聞けないままでいる人。)
 「スプーーんちゃん病院に来るのがひと月ごとになってきていてサイクルが短くなってきたねえ。」と。それについては最近真面目に考えていて、この症状がこじれてきたらケアが大変になると言う予想は十二分についているので、次の段階の接し方も想定しないといけない。
 この間は、便秘による低血糖、今度は胃の中のガスによる食欲不振、いろいろと手を変え品を変え症状は変化してダメージを与えているみたいだ。
 出来れば朝空ける前から起きて泣くのをもう少し抑えてもらえると睡眠不足の解消にはなるんだけど。少し前まではイラついて八つ当たりもしてたんだけど、テレビでアルツハイマーの奥さんを一生かけて看護する人を見て、俺はなんて情のない奴なんだろうと反省して穏やかにする。人はいろんなところで何かと比較して反省したり、そっくり返ったり、後悔したりといろいろ忙しく日々を送るのだ。
 それにしても眠い。コタツの中で横になっているだけで転寝が出来る。神様のプレゼンtなのか拷問なのか区別がつかない。
 それでも、猫は調子よく、いびきをかいて寝ている。
 稲村さんのところのエムの49日は本当にやるみたいだ。ひとんちのことは悪いんだけど笑える。といいながらもしょなのかには行ってきた。アルバムめくりながら在りし日のエムをしのび線香を上げる。うーーん、猫のことを何も知らない人が之を読むと思い切りひくだろうぐらいの想像はつく。
 もえーーといってる奴らとたぶん人種はそうは変わらないと思う。
 なめんなよ!

 東京はあと2週間後だ。みなさん、待っててください。

 

   「一途な月」もう聞いてくれたかな?   5点


   「一途な月」好評発売中 宣伝だよ    9点

 夜10時から見るものがあるというのは本当にすばらしい。
 ほとんどの日本人は心の隅で「もしかしたらブラジルに・・」と、思ってるだろうが、そんなことはない!と一応言い切っておこう。   3点
 まずはクロアチア戦。
 お願いだから勝って!      
    
 


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