sasakiの日記
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2006年06月03日(土) ときどき記憶喪失

    
    ときどき  君のことを考えることがある
    ときどき  君のことを思うことがある
    ときどき  君が今ここにいたらと思う 僕はもう駄目なのかな 

 何気なさを装って 日々が過ぎてゆくことがある
 回りが壊れていくばかりで 病気の数だけがやたらに増える
 周りで人が壊れてゆく  それだってしょうがない
 一日に何度も人が死んでゆく  それだって僕のせいじゃない

 ディランはもう歌を作れない でもそれはディランの問題
 僕の家の電話がひっきりなしに鳴る  僕はまだ留守をしている
 付き合ったこともない人から  愛しているといわれる
 そんなに待たれても 待たれても 僕は まだ家に居るはずだよ

    僕のなかで死んでゆくものがある
    僕だったもの  張り裂けそうだったもの
    好きだった言葉の数々 君のものだったもの
    僕の居るところ ささやかな記憶 君が占めてた場所

    ときどき 君のことを考えることがある
    ときどき 君のことを思う日がある
    ときどき 君が今いたらと思う 僕はもう駄目なのかな

 君が帰るのを待っている  猫はコタツでいびきをかく
 暇だから 歯を磨きテレビを見て こんなものを書いている
 雪がしんしんと降っていて タクシーのドアの音が聞こえる
 君はまだまだまだまだ帰ってこない 僕は

 腰がいたあああーい。
 もうリハーサルも終わり本番を待つばかりになったのだ。ニューガレージバンドも絶好調みたい。音が若々しくなっているような気がするのでみなさん是非期待のほどを。ジョーニーは血圧が圧倒的に高く目から火を噴いている。徹はどこがピークなんだろう?と言うようなジョニーとは真逆で低血圧に悩まされているみたいに無表情でギターを弾いたり、うたったりしている。別に不満があるわけでもないみたいだ。木谷はもうひたすら譜面にガン飛ばし続けていて、目が会うと思い出したようにニヤーと音がするように笑う。不気味な奴だ。もともとパンクスなのでビート系には思い切り反応する。そんで、よくみるとときどき歌っている。どうも好きな歌とそうでもない唄があるみたいで今度じっくり話し合う必要があるみたいなので。新村君はストイックにドラムをたたく。聞いたところA型だそうな。僕の仲間だ。木屋と同じで目が会うと時々ニャーと笑う。木屋のように音がしないだけまだ不気味加減が薄いので助かる。木谷はO型。その通りかもしれない。じょにーはB。ジョニーB GOOD。なんちゃって。徹はみたまんまだった。怪しい奴だ。最後に慶子ちゃん。ジョニーに「何で慶子ちゃんと話す時は口調が違うんですか?」うん、それはあっている。何のことはない、差別じゃ。慶子ちゃんと話す時みたいに話したらそれはそれで気持ち悪いぞ、えっ?諸君。女の子は何時だってアドバンテージがあるのだ。西も言ってたけど日に日に恵子ちゃんはパーカッションが上手くなっていく。クラシックの人はすごいなあ、というのが感想。彼女の血液型は、あるけど言わない。女の子のプライバシーはきちんと守ってやらないと。男はもうどうでもいい。

 上の歌詞は僕らはときどき記憶喪失と言う秘密を持つと言うようなことをパズルのように作ってみた。なんたってダビンチコードだもんな!本がそろそろ終わるんだけど、不思議と熱気がない。面白くなくはないんだけど、なんかシンプルすぎると言うか、どうなんだろう?失敗作なんじゃないのかなあ?と思ったりするんだけど。あんなに流行ったのがよくわからん、と言うのが感想か?今日は感想の日だ。

それでは、2本目

       ノスタルジア’70

 もう30年 今となれば遥か昔の夢の跡になる
 風に吹かれた キャンパスとヘルメット
 青春にはいつも 躓きとデモの波 シュプレヒコール
 僕と言えば 遠くにいる君に  手紙ばかり書いていた

 それぞれに 人はぞれぞれに バックミラーに映る翳
 埃の積もるレボリューションとアンダーグラウンド
 青春にはいつもいつも 貧しさとブルースのモーニングセット
 多分君も 上手く飛べる夢をさがし続けてうただろう

    風に転がる風景って奴が
    僕の手の届くところにいつも確かにあった
    SEVENTY−AGER  SEVENTY−AGER
    枯れ葉舞う あの時代への ノスタルジー

 30年ってやっぱり長いんだよ。
 いろんなものがなくってさあ、その当時は金もなくって、暇つぶしに恋してさあ、ときどき、世のなかに文句たれて、漫画の本と哲学の区別もつかないし、ギターだってセブンコード以上は知らなくって、それでも別に不自由も感じないで歌作って、バスと電車が移動手段で大倉山のジャンプ台が街から見えた。山木は円山を自転車で走っていたらしいし、一平はラビやってるし、百章だっていろいろ代替わりを繰り返して空を飛んでいた。
 一時期真面目に手紙を書いていた時期があって、というよりも遠距離が趣味のように、神様にからかわれていた頃のことを書いてみた。最初の歌詞は初めは「もう20年 いまとなれば」だった。なんかYOU ARE ONLY LONLYみたいになればいいなと思ってたんだけど、エレキシタールをいれたら不思議な世界になった。別にインド人が弾いている訳じゃない。ジョニーのアイディア。本番はターバンでも巻いて弾いてもらうことにする。

 そして、サービス、最後の1曲

     
       ATSUBETSU

 いつも風が吹いてる
 春夏秋冬吹いてる
 奇跡を作る ひとたち

 いろんな旗が風に舞う
 いろんな色が風に揺れる
 ここにも あそこにも むこうにも

 僕は君を知ってる いつの間にか知ってる
 ひたむきに走る 人達
 頑張れ 頑張れ いろんな人 がんばれ
 がんばれ がんばれ まだまだ がんばれ

 今日も勝ちきれなかったコンサドーレ。
 がんばれ がんばれ がんばれ いろんな人がんばれ
 といった具合にサッカーの歌を作りたかったんだけど、いつのまにかサポーターに向けての歌になってしまった。コンサドーレのサポーターがんばれ。
 フルサイズの唄がDVDに入っていますのでそっちのほうも聞いてください。CDに入ってるのは圧縮版で、最後をコンパクトにまとめたかったのでこの形になった。
 
 いよいよ、明日幕が開きます。
 頑張ります。

 
 
 
 

 
 
   

 


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