sasakiの日記
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2006年05月26日(金) 揺れてTANGO

 青い影が揺れる  ラストダンスのフロアー
 お休みはまだ言えない  尽きぬ想いに灯がともる
 グラスを持つ  君の指が  リズムに合わせ踊る
 手を差し出し  誘いたいが  ワルツは踊れない

 夜風胸に甘く  ペーブメントに散り行く
 花吹雪は名残の  ラストダンス儚く踊る
 「また明日」と「愛している」どっちを言えばいいのか?
 わからないのかさ  いつもいつも 揺れて揺れる心はタンゴ

    ※  幕は上がる  二人の恋の
       はじめはスローなブルース 
       ジルバにルンバ  静かにワルツ
       そしていつも最後は  熱く熱く 揺れて揺れる
       心は TANGO

              間奏
    ※


 昭和歌謡のような歌詞を。
 どこを探してもないような古ぼけた風景を書いてみたいなあ、と言う欲求の下に出来た歌詞。普段はほとんどひとりで歌ってるんだけど今回は是非このアルバムに入れたかった。最初はボサAORみたいなアプローチだったんだけどやっていくうちにあまりにも調和しすぎてつまらないと言う意見が出て、ごちゃごちゃやっているうちに方向性を見失ってしまったと言う因縁つきの曲。バンドとしてはかなり危ない方向に行ってしまいとてもスリリングなものだった。バンドがもうちょっと若かったら空中分解したかもしれない。ところがそこはそこ、DVDを見てもらうと分かると思うんだけど朝の4時15分にもかかわらずパーカッションのダビングをしている。とても好きな場面だ。
 さっきテレビで渡辺晋物語「ヒットパレード」を見た。ヴィデオでも録って寝る前にでも見ようと思っていたらつい見てしまった。
 どこかで昭和が貧乏ゆすりしている。
 ひとりが始めると少しずつその貧乏ゆすりがうつるみたいで、いろんな人が題材に選び始めている。
 今回のアルバムも冷静に眺めてみると昭和の貧乏揺すり。
 誰かが「もう一度みんなで優しい時代をつくろうよ!」と言ってるような気がする。貧乏ゆすりといえば西の貧乏ゆすりが見られなくなり寂しい。
 杉田さんのバイオリン格好いいよ。

 自転車の帰り道はるみちゃんの店に寄る。
 コーヒーを頼んだんだけど本当のことを言うとケーキもいきたかった。今、アンパンを食いすぎたせいか顔が赤くなっている。アンパンでも反応するか?なんだかよくわからん。もしかしたら卵は全然関係ないかもしれないんじゃないか?とも疑いだしている。カツどんに手を出すのも近いかもしれない。エレファントマンになるか?思いきって仰向けになって寝るか?さあ、さあ!
 桜も流石にもう散っていた。

 明日、稲村さんの番組に出るのでよかったら聞いてみてください。
 HBC夕方5時から7時の番組です。
 水曜日、スズキオートの番組に出るのでそちらも良かったら聞いてください。HBC10時から12時の番組です。一平さんの番組です。

 さあ、コンサートまで残すところ1週間。
 

    

 


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