sasakiの日記
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2006年05月19日(金) ときどき記憶喪失

    
 ※ ときどき  君のことを考えることがある
   ときどき  君のことばかり思う日がある
   ときどき  君がいたらと思う 僕はもう駄目なのかな

 何気なさを装って  日々が過ぎてゆくことがある
 回りが壊れて行くばかりで  病気の数だけが矢鱈に増える
 周りで人が壊れてゆく  それだってしょうがない 
 一日に何度も人が死んでゆく  それだって僕のせいじゃない

 ディランはもう歌を作れない  でもそれはディランの問題で
 僕の家の電話がひっきりなしに鳴る  僕はまだ留守している
 付き合ったこともない女から  愛してると言われる 
 そんなに待たれても僕は   まだ家に居るはずだよ

     僕の中で死んでゆくものがある
     僕だったもの  張り裂けそうだったもの
     好きだった言葉の数々  君だったもの
     僕の居るところ  ささやかな記憶  君が占めてた場所

 ※

 君が帰るのを待っている  猫は炬燵で鼾をかく
 暇だから歯を磨きテレビ見て  こんなものを書いている
 雪がしんしん降っていて  タクシーのドアの音が聞こえる
 君はまだまだ来ない  僕は

 
 結構曖昧なところで人は暮らしてゆくものなんだなあ、と、このところ何度も感じているのだ。SFや最近の映画でよくあるんだけど、人類は飼育されていて、記憶や経験と言ったものはプリントされ、世界などと言うものは存在しない的状況。かなり怖いんだけど、ん?もしかしたらあるかもね?その証拠に、特に記憶などと言うものはかなりいい加減で磨耗していく。
古いものから順繰りに消えていくわけでもなくとにかく適当に消えてゆく。誰かを好きだった、なんていうのもどうも怪しくなってくる。口に出して時々記憶を反芻しない限りどんどん目減りしてゆく。それじゃなければ、秘密として心の奥深くにしまいこみ根腐れしていくのをひたすら待つ。因果なものだ。
 久しぶりに仕掛け張りを2,3本仕込んでみた。
 それにしてもアリーは可哀想な奴だ。記憶と心中する女。
 ウーガチャカ  ウーガチャカ ♪
 バリー・ホワイトをここで聞くと笑える。
 もう少しでビリーが死ぬ。
 なんの話しか分からなくても別にいいです。

 いつの間にかうちのチームは後ろのほうにずるずるさがっている。
 今年は本当にタイミングが悪い。なかなか行けない。その間にもまだまだ下がりそう。最初の勢い、今いずこ?

 なんちゃって人形焼となんちゃってひよこを食べる。
 札幌は基本的にはなんちゃってなのだ。
 なんちゃってひよこの本名は「ことり」っていうんだ。ひよことおんなじ形してるくせに小鳥って言うんだぜ。けっこういいかもしれない。味もひよこなんだ。だから何も不満はないはずなのに心のどこかで納得できない部分がある。なんなんだろう?名前だけが違って同じ味、同じ形、同じ色、うーーん?裁判にならないのが不思議だ。同じ味に同じ形などと言ってるわたしがおかしいのかもしれないのですみません。いちおう後々のために謝っておこう。訴えられないために。ごみんなさい。卵入っているものを食べるのは来週からは止めよう。今のところ鼻の脇が痒い。そろそろほっぺたのほうに痒みが向かっている。青森のほうの女の人みたいなほっぺたになりそう。わーーーっ、すみません。青森の人。多分今はもうそんなほっぺたしている人はいないと思うけど、一応訴えられたら困るので謝っておこう。ごみんなさい。
 こういった隠れ食いはやめて堂々と卵丼に行きたい、本音を言うと。

 昨日スケッチしてきたので今日はこれからそれに色をつけることにする。
 誰かに送るので待っていてください。下書きもなしでいきなり書き始めるので、失敗しても捨てられるようにと、ためし刷り葉書と書いてあるけど気にしないで下さい。手稲山にはまだ雪が残っている。山が一番綺麗な時だ。

 真面目に二日続けて書いている。

 じゃんけん   ぽん!



  はさみ        8点
 

 


sasaki