sasakiの日記
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2006年02月24日(金) 胡乱な恋の時代

 3月11日のクラップスの宣伝をひとつ

 MIDNIGHT  GLIDER  2006

 君の銀河の果てを 目指し
 きりもまれて まっしぐら
 気づいてみたら  暗い君の  瞳の底なのです

 風が不意に  凪いでくると
 光るビルの 谷間なんです
 気づいてみたら  冷えた空の  眩しい星なのです

  midnight  glider
  midnight  glider

 僕の宇宙を  突き進むと
 不思議の国が  近づいて

 気づいてみたら  揺れる君の  心の底なのです

  midnight  glider
  midnight  glider
  midnight  glider 
  midnight     gli   der

          詞・曲  稲村 一志

 胡乱な恋をしていた時代で、基本的にはどこに向かっていくのかがまったく僕らはわかっていなかった。今、人に向かって、唄う人の言葉を聞きながら演奏するように、などといってるけど、midnight glider 2006と印刷されたCDの自宅デモ盤を30年経って聞いてみると、そうかそういうことを唄っていたのかとあらたまる。今あらたまっても処置ないんだけどとにかく、そういうことだ。当時稲村さんはイラストのような詩を書くということをやっていたように思う。2人称がまだ「君」、1人称が「僕」で、この後あたりから人称代名詞が俺、お前、おいら、わしゃ(これはないか?)に変わる。ロック野郎は僕とは言わない。僕はロック野郎じゃないからずーっと僕を続ける。百章がフォークロックから完全にロックのほうにシフトを移すもはこの後あたりからだと思う。で、このころ僕は百章を抜けた、と思う。
 先回書いたんだけど、静岡のつまごいにこの曲で行った時はシンプルな8ビートだったリズムを、どファンクに変えて飛び立った。はずだったんだけどどういうわけか失速して海の藻屑となってしまった。稲村さんはゴーグルをかけ、昔の飛行気乗りみたいなかっこ、わたしはまっ黄色パラシュートスーツ、胸のところにスーパーマンみたいにSのマークが入ってる。伴はカリビアン、歌川はヒッピー、白幡はウェスターン、とにかくめちゃくちゃな服装でこの曲をやった。
 どこかで音楽は記号、ある印を出すとひとつの道がおのずと出来ていくと思っていたふしがある。んーーん、むづかしい。簡単なことをムヅカシクするとこうなる。要するに胡乱だったと言うこと。
 で、今回この曲を練習してやるんだけど、今聞いてる稲村さんが作ったデモのCDを聞かせてやりたいなあ、みんなに。そうか、こういう曲だったのか?こういう風にやりたかったのね?あなたは?ポプコンのミッドナイト・グライダーとはぜんぜん違う。といってもどう違うか分からないと思うんだけど、興味のある日とは、まあ、クラップスに夕方7時過ぎにくるといいよ。相変わらず雑な宣伝。
 
 荒川金メダル。えらい。
 フィギュアってなんかハンデキャップ戦みたいなところがあるなあ、と見ていて思った。それにしても世界一だ。どういう気分のものなんだろう?
 世界一なんだからやっぱり恩給みたいなものを出して一生安泰に生きてもらいたいなどとおじいさんみたいなことを思っている。

 毎日毎日自分の曲をいじり倒している。
 少しずつアイディアが出てくる。
 そろそろ、方向を決めないと、いかん。
 3月からかなり切羽詰ってくる。

 一匹長屋にライブの件で電話する。ある程度の日程が出たらお願いすると言うことで了承してもらう。6月4日のコンサートは見に来てくれるとの事でありがたい。げっ!あと3ヶ月。やっば。尻に火がついてきた。

 スポ太郎はあした健康診断の日。何も知らずに電気ストーブで頭炙ってる。今のところまだ煙は上がっていない。でも、なんか部屋の中が猫臭い。
 やっぱり少し焦げてるか?

 明日は三角山の日。
 あいうええおあお、あいうええおあお、かきくけけこかこ・・・・
 腕をぐるぐる回しておこうか  4点

 


sasaki