sasakiの日記
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2001年09月24日(月) 帰ってきた  パート2


 田舎に帰って一日目は就寝10時。
 二日目が9時。もう三日目からはコンスタントに9時。
 親は7時半になるともう寝る準備をするもんだからその後は完全に静かに更ける里の夜状態になり、ものの見事に何もすることがなくなる。
 近所の人も早く寝るのを知っているものだから誰も訪ねてこない。
 後は一時間置きに八十八夜や村の鍛冶や、カッコウなどがはいった童謡時計が淋しく鳴るだけで里帰り歓迎という雰囲気はなくなり年寄り夫婦の秋の夜になる。
 
 どこか親戚の家をこっちから訪ねればいいんだけれど、一歩外に出ると真っ暗闇。別に幽霊や物の怪の類を信じているわけではないけど、何も見えない闇というのはそれだけで慣れていないと恐いものがあるので、何度か玄関からよその家を目がけるんだけど10歩暗い先に進むともうイカン。なんか背中に感じるものがあり家に舞い戻る。嘘じゃないって、ほんとうにおっかないんだから。
 流れ星だか人魂だか解らないものが流れることだってあるし、一寸前まで土葬だったって言うし。小学校の時夏に田舎に帰ったとき、蛍と間違って人魂追っかけて親戚の子に注意されたことだって有るんだから。

 もう後は寝るしかねえべ。起きるのは5時半。野良仕事があるわけでもないのにこんな時間に起きて後は一日中ぼーっとしている。
 それが楽しいかどうかって聞かれれば、はっきり言って楽しい。
 それぞれ場所によって過ぎていく時間に差があるということがよく解る。
 唯一のメリハリは飯の時間だけ。
 親子三人黙々と飯を食い、済んだら後は時々話をし昼飯をぼんやりと待つ。それが済んだら山鳩の声を聞きながら夕飯を待つ。4時になったら風呂に入り、5時に夕飯。6時はもう夜中だ。

 そんな暮らしを一週間。札幌の戻ってもまだ引きずっている。今7時。
 もう眠くってたまらん。
 また生活が戻ったら書くから堪忍してくれ。
 
 あっ、そうそうあつこさん、まさか仙台の一番町でばったり会うなんてすごいよねえ?ちょうど前に住んでいた八木山の変わり様を見にゆこうとバスを待っていたところだったんだ。メールを事務所にもらってそれを転送してもらって見たばかりだったんだ。
 テレビ塔ライブ見に来てくれると言うことだけどわざわざどうもありがとう。今度八木山に行ったときのことも書いてみるから楽しみにしていてください。

 ワシャ本当に眠いんよ。
 寝るのが一番じゃ。極楽、ゴクラク。ハイホー。


sasaki