戯言 目次|過去|未来
間違えだったと 君と出会ってから 何度考えただろう あたしにとって君は 出会った時から 大切な人になった あれから今まで 長い日々を重ね あたし達の関係も たくさん変化した 最初は 片想いが ただ苦しかった 愛し合う事を覚えても いつか失う幸せを考え また苦しくなって 別れが訪れ これまでになかった 苦しみを味わい あたしは何度も 君との出会いが 間違えだと考えた 君と出会わなければ 苦しみを知らずにすんだのに なんて 何度思ったのか分からない それでも 君を忘れてしまえばよかった 愛さなければよかった なんてことは 一度も思わなかった だってそれは あたしに出来ないから 君と出会ってしまったから きっと必然的に 君を愛してしまった 味わう苦しみが 分かってても それでも君を 好きになった それはあたしにとって 何よりも誇れる事だから 君を愛した事は 間違えでは無かった それは誇れる事だった だけど 君と出会ったことは 間違えだったと そう思う
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