戯言 目次|過去|未来
ずっとここにいてね 君は変わらないで あたしを置いていかないで ずっと あたしと一緒にいようね 君に置いてかれないように あたしどうすればいいのかな 君は どうしてもう こっちを見ないのかな どうして そんな目で あたしを見るのかな あたしが怖いの? あたしからもう逃げたいの? あたしは離れたくないのに? 君は離れたいんだね 分からないわけない でも分からないふりをしよう 気付かないふりをして 君はいつまで一緒にいてくれるかな それとも 気付かないふりをするあたしに 同情して一緒にいてくれるのかな なぜだか 君がいなくなる事が 怖くない きっと それを拒絶する自分がいて それを認めようとしない 自分がいるからだね そんなことしても なんの意味もないのに 君はもう あたしを見ないのに あたしの 夢かな 全部夢だったのかな そうだね だからこんなに 平気なんだ 笑えるんだ こんなに 真っ赤なのに あたし 何も痛くない なにも怖くない だって 君を失うことのほうが ずっと痛くて ずっと怖いから 今は何も 何も何も 感じない あたしには何も 届かない 傷みも 恐怖も 叫びも 君の言葉さえも
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