日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認

テレーゼに捧げるソナタ 2024年09月07日(土)



ほんっとに久しぶりのベートーヴェンを
なんでまた弾きたくなったのか、まったく謎。
まさしく「ふと」「思い立って」、としか。

ピアノソナタ第24番は、教え子でもあった
伯爵令嬢テレーゼに捧げられたといわれる。
初めて弾いたのは、大学生のとき。
グランドピアノで練習した覚えがあるから、3年次かな。
♯6個なんて初めてで、焦りまくった記憶もある。
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一貫して優しさに溢れ、いっときマイナーになるも、
悲壮感とか絶望感ではなく、ほんのりと悲しげな表情、
あるいは、ちょっとした迷いを連想させる程度である。
(個人の感想でぇぇす)

この曲を習ったときに言われたのが、
「年がら年中、指を立てるもんじゃない」だった。
この曲と、ショパンの幻想即興曲で
「指を寝かせる弾き方」に言及があった。
今まで散々ハイフィンガーで習ってきたこともあり、
「なんでやねん」と突っ込みたくなったが、
「欲しい音色に応じて使い分けよ」
要するに、そういうことだったのだ。

ってなことを思い出しながら弾いたのだけれど、
習った当時は春秋社版、今はヘンレ版、
指使いに若干の違いがあるのかな、
あるいは、カスタマイズしたからかな、
ところどころ、あれ? っとなる。

何十年も前のレベルで弾ける気はしないが、
せめて「あらキレイ♪」と思えるくらいまではね。

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