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ほんっとに久しぶりのベートーヴェンを なんでまた弾きたくなったのか、まったく謎。 まさしく「ふと」「思い立って」、としか。
ピアノソナタ第24番は、教え子でもあった 伯爵令嬢テレーゼに捧げられたといわれる。 初めて弾いたのは、大学生のとき。 グランドピアノで練習した覚えがあるから、3年次かな。 ♯6個なんて初めてで、焦りまくった記憶もある。
一貫して優しさに溢れ、いっときマイナーになるも、 悲壮感とか絶望感ではなく、ほんのりと悲しげな表情、 あるいは、ちょっとした迷いを連想させる程度である。 (個人の感想でぇぇす)
この曲を習ったときに言われたのが、 「年がら年中、指を立てるもんじゃない」だった。 この曲と、ショパンの幻想即興曲で 「指を寝かせる弾き方」に言及があった。 今まで散々ハイフィンガーで習ってきたこともあり、 「なんでやねん」と突っ込みたくなったが、 「欲しい音色に応じて使い分けよ」 要するに、そういうことだったのだ。
ってなことを思い出しながら弾いたのだけれど、 習った当時は春秋社版、今はヘンレ版、 指使いに若干の違いがあるのかな、 あるいは、カスタマイズしたからかな、 ところどころ、あれ? っとなる。
何十年も前のレベルで弾ける気はしないが、 せめて「あらキレイ♪」と思えるくらいまではね。
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