日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる-- | ||
* いんふぉめ〜しょん * | ||
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認 | ||
リハーサルの方がオモロイのだ | 2003年12月21日(日) |
昨日の思い出をひとつ。 爺バンドは週1回、実質1時間半ぐらいの練習時間でやってますから そのなかでは全ての曲を当たるってことができません。 それに、常に誰か彼かお休みする方がいたりして、 休んだ方をフィーチャーした曲もできないわけです。 その点、本番当日っていうのはまず全員揃いますから どうしてもアレもコレもと欲張りたくなってきます。 言ってみれば『どの曲も不充分』なわけですからね。 指揮の先生もこのときとばかりアレコレと指示を出します。 なにしろ数時間後には本番だもの、みんなちゃんと聞くから。 (裏を返せば、普段いかに指示が浸透していないかという証明・・・) 数年前まではリハーサルで軽く全曲を練習し、危ないところをさらに練習したあと ゲネプロ、つまり本番通りの待ったナシの通し練習をしていました。 ところが、最近では「それ・・・やめときましょう」という考えの方が勝っています。 つまり、疲れ過ぎちゃうということなのです。 「そんなにがんばっちゃったら本番に力が出ない」という 年寄り特有の、自分の体力の限界がどのへんにあるかを熟知した者の発言。 これは説得力あるデスよ。 ワタシなんかは2〜3時間弾くと指が充分に暖まって 好きに動くようになるので、もったいなくて休みたくないんだけど。 みんないなくなっても勝手に弾いていたりしてね、手を冷やしたくないし。 話が逸れたけど、つまりみなさまリハーサルのときには ほどほどに手を抜いて臨んでいるわけです。 曲だって全曲を通して最後までなんかやらない。 ヴォーカルが入るのとか、デモンストレーションのダンスがあるのは別ですが ほとんどの曲はカウントの取り方と出だしを確認して、 1コーラス、せいぜい半分ぐらいまでをちゃちゃっとやるだけ。 むしろリハーサル時間のほとんどは 普段の練習のなかではできなかったソロ曲とか小アンサンブル曲に使われます。 当日初めて全員で演奏した・・・っていうのがほとんど(いや全部)ですから それこそ何度も何度も確認しながら繰り返し練習します。 リハーサルなんてもんじゃない、まさに練習です。 そのリハーサルで最も張り切っていたのは・・・ 何度聴いても笑えるんですけど、指揮の先生でした。 最年少メンバーである小学6年生の坊主に 「なんぼ間違ってもいいから。ど〜〜せタダなんだから」と 彼をリラックスさせようとしているのか、涙ぐましい言葉掛けの数々。 「休符では『4分25秒』をやらないように」というのも メンバーにしかわからない暗号のようなものです。 彼がこんなにスッ飛ばすときは本番が危ない。 その通り、昨日の本番でも段取りを間違えたり テンポの出し方がいつもと違ったりする場面がありました。 極めつけは長い長〜〜〜いメンバー紹介。 もうすっかり指も楽器も冷えちゃうよというくらい長かった・・・ ビデオになるときにはおそらく編集が入ってカットされるだろうな。 このリハーサル風景を、ワタシは毎年録音しています。 本番のはちゃんとプロが録ってくださいますからね、映像とともに。 話し声やロングトーンの音なんかも入るリハーサルはたいへん生々しく暖かく、 これを聴く方が本番のを聴くよりもずっとおもしろいのです。 ■ お知らせ 【年末イベント】 今年のおば忘年会も明日でいよいよ終わります。 最後の1日を悔いなく遊びましょう。 ワタシは明日ヤボ用があって(ナマ忘年会♪) 最後の最後で弾け切れずに終わってしまいそう。 なにしろ最後を見届けることすらできそうにない。 あ〜あ・・・参加賞の抽選に期待だな。 ま、景品ゲットが目的ではないにしても、ね。 |
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