日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる--
* いんふぉめ〜しょん *
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認

ファーストレッスン 2003年10月31日(金)



小1のお嬢様の初めてのレッスンは
辞める直前まで弾いていたものを聴かせてもらうことから始まりました。
お母様とはいろいろお話させていただいたけれど
実際にこの目で、この耳で確かめてみないことには
レッスンの進め方を決める事ができませんからねぇ。

盛岡○楽院での初歩指導ってどんなもんか、そういう点でも興味深々でした。
しかし弾く前から問題発生。
椅子の高さが合わないのです。
足台を使っているのは好ましいことですが、椅子そのものが低くて
座ったときに手首が思いっきり下がってしまっています。
これを直そうとしたら肘や肩まで上げなくてはならなくなります。
とりあえず家の中にある最も座面の高い椅子を使うことにして
今使っている椅子は次回までに高さ調節しておいてもらうことになりました。

椅子の問題は5歳児ちゃんのご家庭でもありました。
もっとも次の週にはご立派な椅子と足台が買い揃えてありましたが。

案外いい加減にされちゃうんだよね、椅子の高さって。
しかし、何年かにわたってピアノ演奏検定の審査をした経験から言って
椅子が低いのは演奏をダメにします。
姿勢の問題だけではないのです。
できるだけ耳の位置を高くして児分の音を聴くことが大切です。
でね、思ったとおり、ろくな指導をしていない。
指はぐにゃぐにゃだし、フレージングもいい加減・・というよりないに等しいし
メロディーと伴奏のバランスもなってないし
和音のスラーができていないし、とにかく曲になってない。

練習していたというバイエルのその曲の、
いくつかポイントとなることを示して、実際に弾いて見せて弾かせてみて
1週間どんなふうに練習したらいいかを話し、
同時に指をしっかりさせるための練習も毎日する事を約束して
1回目のレッスンは終了です。
なにしろお母様に話しておかなくてはならないことが多いので
最初は時間がかかるのです。

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それにしても、金曜日の2件のご家庭は実にきちんとしておられます。
始まるときにもご挨拶、終わったときもご挨拶。
「ここからはワタシとアナタ(生徒さん)の時間」っていうふうに
時間をきっちり区切るための儀式って、欠いてはいけないんだね。
土曜日のご家庭は、ワタシがそこのお母様と親しくなりすぎちゃって
ちょっといい加減になりつつあります。
お婆ちゃまがいらっしゃるときは、「ちゃんとご挨拶は」なんて
口で注意をなさったりしてますけど、子どもは・・・。

ウチの娘たち、余所へお邪魔したときちゃんと挨拶してるべか。
親がこれこのとおりだから、できてない可能性、絶大。

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出張レッスンですから、「アタマを切り替える」時間は充分あるのです。
しかしなんといってもこの年齢。
日々、衰える記憶力との戦いですもんね〜
 (そうじゃないとカブリを振れるのかね、チミはっ)
こいつぁ簡単でもいいからレッスン記録をつけておくべきかなと
ちょっくら思ったりしているわけだ。
その形式を考えるのもまた楽し。

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今朝の地震。
あまり強くなかったけど、1回目のがちょっと長くて
その後何度か余震と思われる小さい揺れがあったりして
ワタシはというと、マジメにクスリを飲んでぼーっとしておりましたために
火も使っていなかったし、特別なにか対策するわけでもなく
ただ揺れが収まるのを待っておりました。
宮城でしたか、震源は。


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    ★100Q★
    さあいよいよ100問に近づいてまいりまして、
    今ジャンル別にまとめようかどうしようか迷っています。
    答えるに当たってはある程度方向性が同じものをまとめたほうが
    一気に答えられていいのかもしれないけど・・・








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