日刊オバちゃん白書 --婆ウォッチングのミラーサイトでござる-- | ||
* いんふぉめ〜しょん * | ||
2001.3.18〜 24年続けてきて、もはや生存確認 | ||
悩み苦しむ人ほど優しいのよ | 2002年02月06日(水) |
みんな悩んでいるんですね。 ワタシも重〜く悩んだ時期がありました。 今、こんなですが(笑) これでもかなり荒れた母親ライフを送っていたことがあるのよ。 だからむしろ今があると言えないこともない。 掲示板に書き込まれたいろんなケースについて ひとつひとつレスを書くのは難しいのです。 知識も経験も多くないからね。 コドモをたった2人育てただけ ヨソ様のお子様を何十人か見てきただけ・・という 非常に狭く少ない経験でだけ、モノを言っているのです。 もちろんさんざん本も読んだし、 それなりに勉強もしてきたけどね。 どんなに本を読んでも講演などを聴いても 『ウチの子の場合は』という話し方しかできないわけ。 同じだとはいえないかもしれませんが なんか通じるものがあるなあと思うので 思い切って書くことにします。 こんなことがありました。 あるとき、とてもイヤな夢を見ました。 そのことを友達に話したら 「それは・・」といろいろ教えてくれました。 その人は、なんとかしていいアドバイスを、というつもりで 一生懸命話してくれたのに違いありません。 でも、そのときのワタシは話してくれたことを アドバイスとして受け入れることができませんでした。 むしろ、悲しい辛い気持ちが更に募って 感情を抑えることが難しいほど高ぶってしまったのでした。 あとからよく考えてわかったことですが ワタシがその友達に望んだのは冷静なアドバイスではなかった。 ワタシは『辛いよ・・苦しいよ・・』という気持ちに ただ寄り添って欲しかったのでした。 昨日の日記の『差し障りがあって書けない』というのは 実は非常に近い人の事例だからです。 でも、とっても心配しています。 できることならなんとか手を差し伸べてやりたいとも思う。 絶叫娘にも『母がなんとか言ってやれば?』と言われています。 が、今の彼女は人の意見や見方を受け入れられないだろうと思います。 ワタシにできることは3人の娘たちにときどき会って、 本気で相手してやること・それぞれを誉めてやること・・くらいでしょうか。 この子たち、いっそ何か極端な行動でも起こさない限り 今の母子関係は変わらないだろうな・・と思っています。 人間としての基礎を作り上げる時期だというのに 人間的な扱いを受けていないこの姉妹にとって 『家庭』が最も辛い場所なのよ。 かわいそうで・・・ とりとめなく書いてきましたが、まだまだ書き足りないことがいっぱい。 何から書いていいか、どう書いていいか・・・ 頭の中が整理できたら、またちびちびと書いてみたいと思います。 ひとつだけ本をお薦めしておきます。 『毒になる親』 文庫化されていますので、書店ですぐ見つかると思います。 読むにあたりましては、かなりの覚悟が必要です。 ワタシは無防備に読み始めて、前半いや3分の1くらいのところで 一度読むのを止めてしまいました。 そこに書かれていることがまるで自分のことのように思えたからです。 子育ての究極の目的というか目標は 『人としてひとりだちさせる』ことだと思うわけで そこに親の願いとか本人の資質だとかが加味されてくるわけね。 どういう人になって欲しいのか、 どういう人生を歩んで欲しいのか。 そのために何が必要なのか。 子供に要求することはそれほど多くないはずで 親の期待や希望とズレが生じたからといって 子供のせいにはできないはずです。 日々の生活の中で、ムッとしたり(されたり) 我慢ならなくて怒鳴ったり手をあげたりすることもあると思います。 (もちろんワタシも何度もあった) それがナマの子育てだ、とワタシは思っています。 しかし、翻って 「この子が大人になるための適切な手助けをしているかどうか・・」 と、親は自分自身をも厳しく見つめる必要があると思います。 そう、子供に要求している程度にはね。 |
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