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超・腰の低い先生 | 2002年01月29日(火) |
C高校の一般入試の日です。 今日は午前中に「英国数」の3教科の試験があり 午後は面接が行われました。 C高校を受けるたいていの受験生は 先々週の特待生入試あるいは推薦B入試も受験しています。 そこで合格しちゃうと一般入試は受けない生徒が多いのです。 ですから今日受験しようとする生徒は 特待生入試・推薦入試に落っこちた子か 絶叫娘みたいに『ちょっと練習』という子になります。 試験を棄権する子が多くなりますから 当然、受験者数はぐっと少なくなります。 ゆえに高校周辺の道路はあまり混まない。 今日は高校の門の中まで送っていきました。 前回は校門なんかにゃ近づけもしなかったからね。 交通整理が出るほど混雑してたんだから。 校門の前・入ってすぐの駐車場・生徒昇降口に それぞれ未愛の担任あるいは担任だった先生が立っておられました。 そのうち校門すぐのところに立っていたのが現担任のT先生。 専門は歴史なので、未愛は直接授業を受けていません。 これがね、異色な経歴をお持ちの方でしてね。 なんでも『もとホテルマン』だったそうです。 そんときの『営業魂』が脈々と息づいているといいますか、 実に丁寧な言葉使いをなさいまして物腰もやわらかいのですわ。 面接なんかで話をすると あたかも自分が皇族かなんかになったような錯覚さえ覚えます。 (ああ、図々しい) ご父兄の中には 「あの腰の低さがイヤらしい」とお思いの方もおられるようですが ワタクシは割合気に入っています。 おもしろいじゃん。 こんなことを申し上げるのはたいへん失礼かと存じますが(←カレのくちぐせ) 『長生きしろよ、T中先生』 今日のC高校入試面接の対策としまして 絶叫娘の中学校では該当する生徒に対して 『模擬面接』というのを行ってくれました。 つまり、先生2人くらいが試験官役になり 生徒は入室から受け答え、退室までをひととおり行い それについてアドバイスを受けるというものです。 どんなことを聞かれ、どう答えたのかを聞いてブッ飛びました。 (笑いすぎて) ご想像下さい。 ヤツが真顔でこんなセリフを吐くところを・・・ T:「本校志望の理由はなんですか」 絶:「はい。姉もお世話になっておりますが、 自由な校風、行き届いた指導が自分に合っていると思いました」 ・・・・・ウソだけど。 T:「本校に入学したらどんなことをがんばりたいですか」 絶:「はい。中学校では美術部に所属していましたが 充分な活動ができたとは言えませんでしたので 同じ美術部に所属し、学業とも両立させたいと思っています」 ・・・・・ンなわけねーだろっ、ぼけ。 T:「最近のニュースで気になっていることはありますか」 絶:「はい。狂牛病問題で雪印が起こした不祥事について 非常に関心を持ってニュースを見ております」 ・・・・・どーせウチじゃあんまり牛肉は食わないけどさ。 T:「尊敬する人は誰ですか」 絶:「母です」 ・・・・・大ウソだっぴょ〜〜〜ん! T:「最近読んだ本は何ですか。またその感想は」 絶:「はい。灰谷健次郎の『兎の目』と『太陽の子』です。 どちらも子どもの視点での描写がたいへんすばらしいと思います」 ・・・・・読んだのは3年前だけど、灰谷はウケがいいからね。 ・・・・・ ・・・・・ 試験官役の先生からは絶大な賛辞をいただいたそうだが 真実を知っているハハとしては ハハハと笑うしかなかったのでありました・・・ 実際に行われた面接は個人ではなく5人ずつの集団面接で ある質問に対し、先着3名が答えられるというもの。 ここでも絶叫娘は思いっきりブリブリブリッ子をかまし、 全ての質問に答えて積極性をアピールしてきたらしいです。 『学科で点とれない分、面接はいただきだ』 というのが彼女の感想ですが それでいいのか??? |
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