2005年02月07日(月) |
読んだ本記録(1 月分) |
お天気は今ひとつ。吉祥寺にでも遠征しよっかなーと思っていたのだけれど、ずるずると午後になってしまったのでやめて、徒歩圏内のホームセンターまで歩いてお茶を濁す。配偶者は早く帰宅。夕飯はお魚。夜、親戚への手紙を 5 通書く。
ここ一ヶ月間に主に図書館で借りて読んだもの達:無印は「ふつう」、★は「よかった」、★★は「本を買ってもいいくらいよかった」の印です。
◆ 初ものがたり/宮部みゆき … ★★ 本所深川を舞台にした捕り物小説。面白かった! タイトルどおり物語は初ものにちなんでいて、美味しそうな食べ物が随所にたくさん出て来ます。白魚、鰹、柿、鮭 etc...。続きが読みたい!(諸事情でお話が中断状態) しかし宮部みゆきの力量は凄いなあ。軽い読み物なのにレベルが高いというか、軽々ヒットを打ってしまってるように感じさせるあたりが。 ◆ くたばれグルメ/中島梓 ◆ 笑う出産 2/まついなつき ◆ 貧乏神髄/川上卓也 ◆ 男のリズム/池波正太郎 … ★★ 随筆集。世の中の物事について奥深い考えを述べられているけれど、難しい事は全く書いていない。至極まっとうな事をとても簡単な言葉でシンプルに書いてあるように感じられて、いちいち得心してしまった。 ◆ 食いものの恨み/島田雅彦 … ★★ めちゃめちゃ面白かったです! 作家のイメージどおりバブリーな物の食べ方をしてるシーンも多い(フォアグラ、キャビア、シャンパンで痛風な世界)けれど、本人が実際にお料理している箇所もやたら美味しそうだった。名古屋の「八丁味噌」は商標だったなんて知らなんだ(本体の名称は“豆味噌”だそうです)。不味いものを食べた際の「こんなものを消化させられる胃袋が気の毒」という言い回しが妙におかしかった。 ◆ ご新規熱血ポンちゃん/山田詠美 ◆ マイ・ファミリー/森瑶子 … この人のエッセイ、気取りすぎてて恥ずかしくなる事が多いんだけれどこの本はそんなことなくて面白かったです。はなまるマーケットにこの人の長女(ヘザー)が時々出てるよね? 千秋のコーナーで 2 度ほど見た。
それにしても本のチョイスがますます恥ずかしい昨今。でも正直に書きます。ちなみに実用書関係はここには載せていません(育児書や離乳食本なんかもよく読んでます)。■
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