退社後、PECK のちっちゃいタルトを沢山買って、妹と待ち合わせして西武新宿線経由で叔父夫婦宅へ。すごくキレイでゴージャスなマンション。テリアがお出迎え。センスのいい大人夫婦が暮らす見本のような、生活感ゼロの美しい部屋だった。叔母の作ったご飯を食べながら女 3 人で喋る。酔った叔父が帰って来て、さらに喋る。妹は疲れたと言って 11 時に寝てしまう。残りの 3 人も 0 時過ぎには床についた。眠れなかったので叔父の本棚から畑正憲のエッセイを抜いてしばらく読んでた。本棚にある本の趣味が多少似通っているので、やっぱり叔父の影響とかを感じた。
最近書店で「ゲド戦記」の新刊を見かけたので叔父にそれを告げたら「おう、面白かったよ。お前自分で続き買って読め」と言われた。子供の頃、叔父が誕生日に「ゲド戦記」1〜3 巻を買ってくれたんだけど、小学生の私にゲド戦記は難解だったので実は 1 巻しか読んでなかった挙句に実家に置きっぱなしなのだった。妹に送ってもらおうと思った。
そういえば、先日読んだ「OUT」の作者が女性だったことを知って少し興醒めしてしまった。著者は男性だと勝手に誤解していたのがいけないんだけど、女性の心理描写に感心していたところが大きかったので。あの小説は終盤以外はとても面白かった。
ここんとこ長い続き物を読んでいないので、満を持して池波正太郎「真田太平記」にいこうかしらん。と思ってたら「OUT」を読んでそのヌルさに怒った配偶者に「これを読め!」と大藪春彦を貸し付けられてしまった。
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