2004年01月05日(月)
ただいま、『白い巨塔』を読書中。
ご存知の通りドラマ化されていますので、ドラマの方でご覧の方のほうが多いと思います。 僕自身はドラマをまったく見ておらず、医学界にも身を置いていないので、今の医療現場と数十年前に書かれた原作がどこまで異なるのかはわからないし、また、今ドラマで放映されている方ではそれが何処まで改定されているのかはわからないが。 医療現場・職場の人間関係・欲望・愛憎・友情・家族・人間の生き方、とても数十年前に書かれたとは思えなかった。 まさに、社会小説の金字塔と呼ばれてふさわしい作品だと思う。 さてさてどういうラストを迎えるのやら、えてして、大作のラストには満足できない場合が多いのが世の常。 (ってまだ最後まで読んでないのだよ。ネタ、ばらさないでね。)
数十年前に書かれたとは思えなかったと書いたが、なぜかというと、(現代の)他の業界でも似たようなもんだ、と妙な実感を覚えたからだ。 僕は異なる学界に身を置いてますが、どこでもどろどろしたもんだな、と思った次第で。。。
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