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■ あなたたち日本人が誰も知らない日本人の差別意識について
海外の一般の人、ビジネスマン、ポリティシアン、ほとんどの人が「最も外国人差別の激しい国は?」と問うと間違いなく「日本」と答える。
私個人も某K国はどうも好きになれんという意識はある。また、日記上では時々、毛唐と書くときもある。その程度なら海外の人にもある。しかし、日本人全体、日本人社会の差別意識は異常だと思う。
だいたい、海外の人に向かって「ガイジン」と呼ぶこと自体、差別用語なんですよ、グローバル・スタンダードは。それでいて目の前にいるとヘラヘラ愛想笑いしている日本人は不気味このうえない存在に見られているんですよ!
これについては長年、外資系企業に勤務していると嫌でも感じてしまう。初めての洗礼は十二年前、新嘉坡人の元上司が「鞄の取っ手、壊れたんだけどさ。直してってあの店に持っていったら断られた」と言うので俺はその時、あまり外国人という区別をあまり持っていなかったので「俺が持っていって交渉するよ」と言って持ってったら、あっさり直してくれた。意気揚々と「直してくれたよ、よかったね」と無神経に手渡してしまった。元上司の感謝の笑顔と複雑な表情を見て初めて気づいた。「直してくれるイイ店があったよ」と嘘をつけばよかった。いま、この元上司はそれでも日系企業にヘッドハントされ大活躍していて安堵している。
私が外国人に元々偏見を持ってないのは生まれ故郷にド田舎なのに有名な白人さんが住んでいて地域全体で交流があったことや、あてくし生まれも育ちも貧乏貧乏と書いておりましたが小学校低学年より英語塾に通っておりまして(汗)時々、講師として白人さんと接していたのも大きな理由だと思うし、おかげで田舎に居ながらリアルタイムで海外の文化、本、書物、カタログなどに目を通すことが出来たことも大きかった。
今の前の外資系企業は世界に名だたる巨大多国籍企業である。今だから言えるが、ぶっちゃけ言うとダウ平均株価に名を連ねているのよ(あは)そんな巨大企業の支店や事務所を日本国内で借りたり、ビジネスを進めていくのも滅茶苦茶苦労するんですよ。事務所なんかビルごと買っちまえばいいんですけどね、法的にいろいろとややこしい金はかかるし、支店設立のときは賃貸しなきゃいけない場面もある。その際に事務所賃貸の場合「日本国籍を有し日本に居住している日本人を保証人にする」という決まりごとがある。そんじゃ、海外の方だけが日本に事務所を構えるのは不可能なんすか?おい?地球社会の底辺ごときの不動産屋が?
約款とはいえ、ときどき無神経にこれらの文言を読み連ねる無神経な無学歴な不動産屋もいる。このときに海外の方が感じる感情を自分自身に重ねてみてほしい。
また、取引先口座を開くときや、契約書締結の際にも出てくる慇懃無礼な外国人差別的な不利な条件などをうたうビジネスセンス。このときに海外の方が感じる感情を自分自身に重ねてみてほしい。
これが日本への外資参入の貿易障壁である。 TPP参加をゴリ押しされても文句は言えない
俺はどっちかというと米国、英国、豪州、中国、台湾、ドイツ、ロシアに大なり小なりビジネス、プライベート関わらず借りがある。これはまだ返していないので、俺は全力で彼らをカヴァーしている。とても高学歴で有能な彼らがビジネスをする際に、つまらない日本の慣習で恥をかかせるわけにはいかない。
彼ら、彼女の恥は恥をかかせた側の日本人の俺の恥でもあるからだ
ちなみに韓国、フランスには逆に貸しがあるので助けない(爆笑)世界中で恥をかけ。日本人は誰もお前らを助けてやらない ↑これが差別なんじゃないんですかあ?(自問自答)
完全外資系に長く勤めていると一緒に働いている海外の方が日本人より受ける悪意のないかも知れないが、些細なことかもしれないが、それでも負う傷を未然に防ぐこともビジネスパートナーシップを持った日本人のひとつの仕事だと思っている。
2012年11月29日(木)
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