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■ 澳門で一攫千金だとよ
まあ、会社の作りかたというか、起業の参考になるな、と思いながら色々と勉強をしながら激務多忙に追われています。まあ、後学のためになるか、と思いながら淡々と不動産巡りや、主要取引先再構築などマジで「会社を一から作ってみよー」状態なのだが、外資系の日本支店構築というのは不良会社員のパパには荷が重いよぉ。
で、外資特有なんだけど、状況がコロコロ変わって困ってます。うちの会社はディヴィジョンが幾つかあります。簡単に言えば、三菱銀行、三菱自動車、三菱電機、三菱重工などの柱があって、更に例えば三菱電機だったら、その柱の中に複数の柱があって本部、家電、重電(東芝みたいにあるのかな?重電)みたいに分かれている感じ。潰す日本支店と私の所属する部門は違うディヴィジョンなんだけど、更にディヴィジョンが変わるという話も出ました。混沌としているなあ、と思いつつも中々入れないディヴィジョンなので悪くない話でもあったりします。
最近、MyrefでYahoo検索で「外資 退職金 パッケージ」で、やってくる方が多いのですが、日本市場からの外資撤退も最近多いんでしょうね(涙)っつか、検索しているのがうちの会社の人間だったら怖いんですけど(汗)
パッケージっつうのは過去の日記でも書いていますが外資特有の特別退職金のことで外資系って基本的に退職金が無いのですがリストラなどの会社都合の退職の際に6〜14ケ月の給与分の特別退職金(パッケージ)を貰えます。さらに稀ですが退職金積み立て制度がある外資系会社なら退職金+パッケージのダボーで貰えるわけです。中には潰れそうな外資系企業を練り歩いてパッケージを貰って生きている人なんかも居るんです。だって半年したら年収以上の金を一発でもらえるわけですから。
そんなこんなで忙しい毎日を送っておるなか、昨年、会社クビ、離婚、慰謝料+養育費(まとめ払い)支払い、次に入社した会社も退社、現在無職の40手前の実弟から久しぶりに電話が
「澳門のカジノでギャンブルで儲けたらどうやって国内に持ち込むの?」
「は?」
「澳門のカジノで一攫千金を狙うんだ(言葉ママ)」
「はぁ??」
40手前だというのに精神年齢が・・・
俺は丁寧に各国の通貨入出金持ち込み制限を説明したが全く理解できないバカ弟。
夢を持つのはいいコトだが、もうちっと現実的な夢を持とうよ、と思って電話を切った。
だが、元同僚のR嬢が教えてくれた苫米地英人(タイムリーだ。オセロ中島さんの脱洗脳中の渦中の人ですね)の「自分が達成できないゴールを達成しようとする道のりこそが脱洗脳の過程だ」という言葉を思い出し、実弟も大金スッたらスッたで目が覚めて成長するのではないか、と考えなおした。
とはいえ、ギャンブルで大勝するような人間ではないんだよな。欲を出して突っ込むタイプだから・・・
そんなこんなで馬鹿馬鹿しい電話につきあった後、先日、図書館で娘さんが「まじょ子さん」シリーズを借りたときに一緒に借りた、かつて早川書房で「シブミ」で少年達の心を鷲づかみにして一世を博し、最近、この世を去ったトレヴェニアンの後を継いで日本人の精神を持った完璧で孤高の暗殺者ニコライ・ヘルのビギンズたる続編を書いたドン・ウィンズロウの「サトリ」の続きを読んだ。この書にも良い言葉、台詞がある。
成功の可能性を考えるな、失敗の不可能性のみを考えろ
確かにそうだ。俺はそう生きてきた。
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2012年03月05日(月)
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