Allyssa
Dad
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絶版
The Chemical Brothers - Setting Sun
最近、娘さんは「まじょ子さん」シリーズという児童書を図書館から借りて読み続けている。けっこう寝る前に本を読んで、しおりを挟んで寝ている。けど、話の内容はあまり覚えてないので「まじょ子さんのボーイフレンドの名前は?」「悪い魔女の名前は?」と聞くと答えられないので「音読、静読するだけじゃなくて、物語の内容を知りながら読むのが読書だよ。そして判らないところがあったら戻って読めるのが本の良いところだ」と教えた。
書籍はこれから長い付き合いになる(電子書籍になるかも知れないけれども)常に書籍を傍らに置く精神はとても大事なことである。
最近、週イチで入り浸っている「シャングリラ(仮名)」のオヤジと某大手古本チェーンの「書籍の破壊」について話したが、やはり、書籍の損壊というのは重罪極まりない。しかし、現在の消費者は本が綺麗か汚いかで購入を決めるという。言わんとしがたいことは判っている。需給と供給に理由づけがあればビジネスである以上、仕方のないことである。まあ、これについては既に書き終えているチラシの裏にでも書こう。
また、最近、私が古本を買えないのは古本を家に持ち帰れないことにある。汚いものを持ち婚儒ことは幼い子供の健康を阻害させてしまう可能性も大きい。
ところで、私が長年、探し求めている書籍が何冊かある。確かに唐十郎展での劇団員さんに言われた通り、アマゾンやヤフオクなどのネットで購入することが簡単であろうが、それではこの古本収集人生30年強の足跡が無駄になると思い、未だに歩いて探している(車での移動では古本屋は探せない)
澁澤龍彦責任編集「血と薔薇」のオリジナル(復刻版もある)は某号を除いて手に入れることは出来たがコンプリートに至っていない。ヤフオク使えば簡単なんだろうが、それでは面白くないし、古本というのは現物を手にして購入したい。
金を出せば簡単に手に入るが、なかなか食指が動かないというか、ふんぎりがつかない「ラスト・オブ・カンプフグルッペ」と、その続刊。俺が会社を辞めたら二冊セットを贈答してくれと頼んだ社員たちはもう居ない(爆笑)まあ、これは「手に入らない」というより「手にできない」と表現したほうが良い本。直ぐにでも入手できるが、ふんぎりがつかん。一冊4,000円だし別に買えるのだが、なんか、プレゼントで欲しいな、と。
そして、本当に手に入らない有名になる前の頃の荒俣宏さん監修の「世界の恐怖階段」収録作品のチョイス、デザイン、中の添絵など超ド級のレベルの完成度であり、子供の頃に魅入った(そう、この書はマジで子ども向けなのだが、一口コラムが「世界の精神拷問法」など(爆笑)とにかくぶっ飛んでいる)子ども向け本にキリコ、デルボーの絵画なんて紹介した荒俣さんったら、もー地獄行き。これはマジで入手困難。
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この書籍については後日、真面目に書きます。
何故、この書籍が二冊しか現存しないのか深い理由があるのです。
(ここでいう古本は古文書や古美術書でなく、あくまでも一般刊行物)
2012年02月07日(火)
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