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 映画「うさぎドロップ」感想 マツケン、芦田愛菜ちゃんは最高!しかし、監督の色に合わんかった(辛口)

ところで、何気に数ヶ月前から日記に書きたくても書けない(いろいろな事件が起こり過ぎていて)ことが多すぎたので溜めに溜めたことをば。




「うさぎドロップ」観ました(ずいぶん前に(笑))まず、松山ケンイチ(ダイキチ)と芦田愛菜(りん)ちゃんの演技力のぶつかりあいには「Mother」を彷彿するというか、この子は相手の俳優、女優の力を引き出す不思議な能力を持っている女優さんなんじゃないんでしょうか?

初めはSABU監督と聞いて「マジで!?」とちょっと不安要素(SABU監督の色に合わないんじゃないか?という意味で)もあったのですが予想通り、見事に合わなかったです(笑)映画オリジナル要素も強すぎたせいもあるかと思うんですが、これ原作読んでないと細かい設定分からんぜ?

とはいえ、出演者全員のキャラクターを記憶できるくらい上手にまとめてて良かったです。んで、ドラマの「Mother」観てた人なら綾野剛の配役にニヤッとしてしまいますし、ドッキドッキの展開もあり。

原作の漫画でも描かれているように父子家庭の大変さ、育児経験の無い独身男性が精一杯育児をするなどを社会的に表現するのかな、と思いきや、意外にもそこらへんの細かいところは省かれていて純粋にダイキチの父性、りんとの実際の家族以上の家族愛が描かれていて清清しい作品でした。愛菜ちゃんも言っておりましたが「松山ケンイチさんは背が高くてかっこいい」という言葉通り、カッコよかったのが漫画と少し違うなと思いましたが、劇中ではマジで父性オーラを発散させていたので凄いな、と思いました(本人自身もパパさんになる予定ですしね)

かなり映画オリジナル要素が多かったですが映画作品としては大満足の作品でした。ドラマ「Mother」が好きな人、イクメンパパやママも必見という感じですね。恐らく独身の頃にはDVDスルー級の作品。いや、ホント、常々思うが、子供が出来ると視点というのが凄く変わりますわ。映画のチョイスも凄く変わったと自分でも思う。


色が合わないというか、やはり全体的に原作とは別物のカラーなので違和感があり、個人的には絵柄が独特な原作が好きですが、ラストのオチが余りにも予想の斜め上を行っていて、かつ、そのラストの伏線が幼女期(原作は6歳〜、16歳〜の二部に分かれる)にも秘められたと気付き、すっとんだ。


正直、原作はイクメンパパが読むことをお勧めしない。
ちょっと倫理的に許容できないラストなのでイクメンパパは映画のみの鑑賞をオススメする。


↓ネタバレ注意



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ぶっちゃけ、ぞっとしたね。俺は。

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2011年09月30日(金)
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