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■ This is the end Beautiful friend, This is the end My only friend,
個人的にハマっているyunさんの日記の中で「映画史に残る名シーン」リンクを見て「ああ、そうだよねえ・・・」と思いながら、偶然にも今朝、某映画の考察を通勤中、頭の中でしていたので個人的に残る名シーンって何かな?と思いながら子供の頃から思い浮かべて書いてみる。
子供の頃に観て鮮烈に忘れられないのは「穢れなき悪戯」のラストのキリスト像とマルセールの後光に満ちたシルエットの場面。子供の分際で号泣(この頃はこの場面の意味を誤解していたが、三十何年ぶりに観て本当の意味を理解して再び号泣。生涯で二度しか観ていないがベスト3に入る作品)
また、有名過ぎるがアンジェイ・ワイダの「灰とダイヤモンド」は全く子供には理解できない映画だったが最後の今ではあまりにも有名になった洗濯物干しのシーツに●がにじむシーンが人の●というものでありながら、あまりにも美しく綺麗だった。
あとは子供心にフェデリコ・フェリーニの「道」でアンソニー・クインがジェルソミーナを見捨てて遠ざかる場面。なんかこれが怖くて怖くて哀しくてどうしようもなかった。
そして、恐らく人生で「映画」というものが、ただ観るものでなく作品として多くのキャストやスタッフが監督の元で制作され物語として完成されるというのを現実的に実感させられた(ある意味、子供のときにぼんやりとして観ていた感覚でなく、映画は作り物であり、映画製作というのは、とんでもなく凄いことであるということ)作品は「地獄の黙示録」である(母親に「これは絶対に観なければいけない映画だ」と無理矢理見せられた)これらの意味を踏まえての忘れられない名場面は冒頭のDoorsの「The End」の歌の歌い出し(この日の掲題ね)のナパーム爆撃シーンの映像と音楽が究極に合致させられて子供ながらゾクゾクとした場面。それに続く一連の村襲撃シーンの今までに観たことのないスケールのデカさとナパーム爆撃。そしてラストのエンドクレジットにかぶる爆撃(爆撃ばっかかよ!!(涙))でしょうか?
この頃から映画を見る目が肥えてきたのか、ハードルがぐっと上がってしまい、数多の映画を見ていたが個人的に忘れられない名場面というのが思い浮かばないのだ。たぶん、いろいろと思い起こせばあるんだろうけどさ。
そして、それは高校生だったかの時期までぶっ飛ぶ。
とにかく、これは背筋がぞくぞくして興奮が止まらなかった。今でも何度も観てもぞくぞくする。
名場面というより、台詞、場面、そこからのエンドクレジットへの流れの音楽の入り方、正にパーフェクト(汗)
つまり、作品的には俺も同じですよ>yunさん
まだ、高校んときまでなんで続きは明日(笑)
2011年09月13日(火)
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