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■ 東北人は強いし、米国人も強い
現在、新嘉坡から宿題頼まれて仕事中＆オーストラリアとの雑談中。唯一、フランスからはお悔やみのメールも来ねえし、うちの仕事もしてくれない。ふざけた国だ。
しかし、東北人は強い。特に東北の女は強い。
例えば、東北の女性は自分でやれることは男仕事だろうが何でもやる。自動車のタイヤがパンクしても自分でタイヤ交換をするくらい。男仕事クラスの事を勝手にやるもんだから時々、不安にさせるのが東北の女性。別に批判ではないが東北以南の女性は力仕事は男の仕事と割り切って完全にしない人が多いような気がする。うちの皇帝もそうだが（笑）
報道で自衛隊に救助された高齢の女性が「もう、いい。もう、いい」と自分の足で歩く姿が報道されたが東北の女性をあらわしていて誇らしく思えた。避難所の炊事も被災者自身がしている。また陸地に流れてきたコンテナなどをこじ開けて食料や物資を現地調達する東北人の力強さを見て「やってくれるなあ」と、こちらも心強さを感じる。
しかし、雪が降っているようなので、とにかく救援物資の充足支援を早急にして欲しい。被災者達の精神的限界もある。いくら東北人が粘り強いとはいえ、限度っちゅうもんもあるし、子供達が心配だ。太平洋戦争んときも血の気の荒い九州人と粘り強い東北人が南太平洋で活躍した経歴もあるが、やっぱ見ててキツいぜよ、これは。
例えば西ベルリン救援作戦のように戦時のように救援物資の空中投下などを何故しないのだろうか？これほど大規模な被害には、これが一番の作戦と思われる。しかし、米軍と自衛隊による救援。特に空母の派遣は有難い。それだけで港、空港の代わりになるし、中には病院もある。またロシアが世界最大のヘリ「Ｍｉｌ−２６ ヘイロー」を派遣するとの噂も。
チェルノブイリでも活躍したニクイやつ。というか、米軍とロシア軍が合同で展開なんて世界中の誰もが夢にも思わなかった姿というか、これこそ新世界の始まりなんじゃないでしょうか？
うちの母ちゃんは「もう地震にも慣れたわ」と。首都圏も揺れまくっているが俺も既に慣れてしまった。とはいえ、油断は許されない。
現在、自宅待機で仕事中だが、この異常な事態のなか、家族と近くに居るということほど安堵できることはない。昨晩の富士山地震もあり、なんかこの事態は異常極まりない。まるで首都圏から逃げ場を無くそうとしている感じ。何が起こるか判らないし、予想できない。ただ、娘さんはパパが休みだと思って「遊ぼう」という感じ。ちと、メールチェックしてはリカちゃんハウスで遊びの繰り返し。
一応、緊急の際に避難リュックと娘さん用ヘルメットを玄関に完備。赤ちゃんのときのヘルメットが未だにゆうゆう入る娘さん。
オーストラリアも異常気象でおかしかったんだと。ニュージーランド地震もそうだが、世界中で異常な現象が起きている。
「なぜ日本では略奪が起きないのか？」「それが日本人だからだよ」としか答えられなかった。
とにかく東北の復興には被災地以外の地域の経済・生産活動の後押しが必須。頑張って働きましょう。うちの会社の日本支店の３月解雇も先々週、５月まで延期になったが同僚は尻拭いは嫌だと三月末辞職を決めていたが、この事態なので４月まで在職しようかな、と。俺はそのほうがいいよ、と答えた。
東北高校出身のダルビッシュの発言は正しい。しかし、やはり野球という興業で経済的に金を廻すことも支援のひとつだ。だけど、やはり彼の「ボール投げてバットで打ってる場合じゃない」というのは東北に知人が居る人間の素直な発言で選手生命を脅かしかねない発言をしたダルビッシュは偉いと思った。
しかし、それを全部ぶち壊しているのが東京電力。だいたい、なんで東京電力の原発が東北にあるんだよ。それに原発に残ってるのは下請けで東京電力の正社員や役員は逃げたっていうじゃないか？弊社の競合他社さんの社員のお兄さんが正に福島第一原発に居るらしいが連絡規制が敷かれたのか昨日から連絡が途絶えたらしい。計画停電も東京電力の尻拭い。情報隠蔽で各国の救助隊も逃げてる。世界の信用さえも失いつつある。しかも、東北電力さえも計画停電。いくら日本海側の東北が被害が少ないとはいえ、今は冬だぜ？英国ＢＰ社の油田爆発並みの人災だぜ、これは。耐用年数４倍の機械使って「想定外でした」は釈明にならないでしょう？世界中が第二のチェルノブイリと危惧している。現場で頑張ってる５０人は勇敢だが、東京電力の役員、正社員も現場に行けって。東電の金銭的関係のない自衛隊や警察も出動している。米軍もだ。無人偵察機グローバルホークまで飛ばしてくれる米軍。しかし、当の東電は何をやってるんですか？
しかし、着陸命令待ちで躊躇している自衛隊を尻目に突然現れて着陸して、救援物資の食料を置いて去っていく米海軍（涙）しかも、救援物資の中には「ＹＡＫＩＳＯＢＡ」が（号泣）
食物にまで、ここまで気を使ってくれて・・・しかも、聞けば洪水でガレキの多い仙台空港に撤去器具、車両を満載したまま強行着陸。一日で滑走路を綺麗にして、離着陸を可能にした米海軍。やはり、米軍は凄い。まるで映画のようだ。私は米国の会社で働いている会社員として涙が出るほど感動した。思わず、さっき米国担当者に米国への感謝のメールを送った。
俺、もう日本はヤだわ。マジで。
2011年03月16日(水)
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