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■ 東日本大地震について声を大にして訴えたいこと
停電などが復旧して殆どの東北の友人と連絡がついたので安堵している。また元同僚の旦那さんが地震前日に海外出張なんて凄く運が良いな、と安堵の連続（元同僚も産後の実家帰りで首都圏にいる）
しかし、今回、被害にあった現地の友人や親、帰宅難民を経験した俺が声を大にして言いたいことは、
震災時に繋がらない携帯電話に携帯の意味があるのか！？
これは特定の会社に対しての誹謗になるかもしれんが、頼むから震災時に通信を人為的に遮断するのは止めてくれ。中継基地を増やすとか、完全に全ての通信を可能にするのが、これからの通信業界の課題ではないのか？
今回、現地の人間が口をそろえて言うのが「何が起こったのか分からない」「状況が分からない」と、首都圏でもそうだが「他社の機種同士の携帯電話での連絡が出来ない」「メールが遅い」だ。
ぶっちゃけ言うが、ドコモの開発部に元義理の弟が勤務してて彼が言ってたのは「携帯の中継機器は携帯電話の通話は有限（それでも大した数）ですが、メールの通信は理論上、無限大です。なぜなら・・・」って俺は詳しくロジカルに聞いたぞ！！メールは大勢の人間が一斉に送ってもパンクしないはずだ！せめてメールの通信はちゃんとしてくれよ！
それに公衆電話を昔のように増やしてくれ、頼む！支援物資や食料や水、防寒着などの援助も大事だが、家族間の連絡や情報というのも被災者にとって大きな「支援」なのだ。現地の避難所同士の連絡さえ難儀しているんだ。何とかしてくれ、これ。
それとな、
ライフラインの早期復旧の新しいシステムを構築しろ！
停電のおかげで携帯電話のバッテリーが切れて絶望的な思いを被災者に与える時間を減らしてくれ。確かにガスなどは危険だし、人為的な停電にすることの二次災害を減らすことは俺の同級生の親父が某電力会社の偉いさんで「人為的に町の電源を切ることが出来る鍵」を持っていた人なので、停電させることは分かっちゃいるんだが、今回は原発の件もあったから怪しいぞ！というか、地震が二の次になって原発の話がメインになってきちゃってるじゃないか！？確かに地震の日の夜中から原発の話がテレビでくどくど言ってるから怪しいなーとは思ってたけど。
海外では阪神大震災時と同様に「これほどの規模の大災害で冷静で不屈に対応する日本を世界中が見習うべき」と絶賛報道されているが、それは被災者個人個人皆の力の成せる業であって、政府、企業、組織の力ではない。人間一人一人の力だ。それらの足を引っ張る政府、企業、組織であっては、ならないと思います。
ただ、今回の政府の対応の早さは個人的に評価できる。自衛隊の活動開始、米軍の支援の受け入れ対応の早さ（米国の迅速な支援体制の動きは本当に素晴らしいと思った）などは本当に評価できる。私は何気に民主党を見直した。けど、今回の津波被害は民主党が仕分けでいちゃもんつけた「スーパー堤防」のインフラをしておけば・・・なのでチャラだな。
しかし、今回の東日本大地震はとんでもない未曾有の大災害である。あれだけの規模の津波が警報間もない瞬間的な時間で太平洋側の沿岸全てを襲ったのだ。完全に壊滅した町が一つや二つでなく幾つもあるのだ。そして、その恐ろしさを助長するような連続した余震。
それに帰宅難民を経験した結果、やはり何かしらの支援が必要だ。私は帰る途中、２４時間保育園でない保育園が１１時近くまで明かりがついていて子供達が親を待っている姿を何件か見た。親が子供を迎えに行けないのだ。これを何とかしてくれ。子どもがいる親は職場で夜を明かして始発を待つなんてできないんだよ！
だから、せめて上記の「連絡」や「ライフライン」「帰宅難民」を改善してくれ！！
さて、我が家の被害の本棚全壊ですが、何とか復旧作業を終えました。本たちの行き場所がまだないですが。
真ん中の棚にあったにも関わらず潰されず、まるで箱舟のように外れた棚の山の上にあった聖書に意味を感じた。
結局、積み重ねるしか方法なし。
しかも、フルタの食玩戦闘機シリーズ全滅・・・（涙）
とにかく、今回余震も怖かったので家でおとなしくと思ってましたが、最近、我儘な娘さんが、
しかし、月曜、普通に仕事あんのかなあ。
ＪＲ、無理に運転再開させなくていいよ・・・（涙）
2011年03月14日(月)
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