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■ 昼ドラ「天使の代理人」の一部だけを観て 「母親というのは神様の別称である」
ごめん、パパ、このドラマ、まとも に観れない。きつい。 「Mother」以上にきつい。
何、この三分間隔で押し寄せる、 これでもか、これでもか、という 不幸描写は。
ふと、録画で観ていた奥さんの横で 観ていた途中の一話。25歳の若い シングルマザーが夫の蒸発で新生児 と幼児の二人の子供を育てながら 水商売で頑張っていく話。
小学生の頃に観てた昼ドラ「ぬかるみ の女」(古っ!)の現代版のような 描写にノスタルジアを感じて観てみた。
誰かに頼りゃいいのに、仕事の疲労で 育児放棄気味になって借金して借金取り に子供たちが泣いて・・・って挙句の 果てに母親●●というドラマの中の ほんの一つのエピソードで俺は観るのを 諦めた。あまりにも生々しくい 描写で、それに続く、天使の代理人たる 市毛良枝が、何故そー「中絶反対」に 至ったかのエピなどを観てたら、段々と 腹立ってきたというか、観るのを止めて 寝た。Motherの時の高畑淳子も 出ているので少し期待したがパパには きつくて観れねーっす。
不幸描写をこれでもかと連続すれば 視聴率や話題になるんではないか? と暴走レベルのドラマになっている ような気がする。これはやり過ぎだ。 ミヒャエル・ハネケでさえ、ここまで 連続的に描写しないぜ?
「中絶の是非」については男の俺は コメント出来ない。一般的にさせる 側として男の存在があるだろうが、 俺には縁遠い話なので分からない。
ただ、「産まれてしまえば不幸になる のは明らかに目に見えている。いくら 努力しようが不可能だ」という場合、 やはり、無責任に産むだけ産んで 育児放棄、幼児虐待で死に至らしめる より賢明な判断だと思う。
しかし、なんか今年の神ドラマ 「Mother」以降、箍が外れたというか 生々しい過激な人間描写を電波に 流して良いのか悪いのか分からなく なっている。「Mother」は起承転結、 メッセージ性、ラスト、視聴者に訴えた もの全てにおいて完成度が高かった。 だって、幼児虐待などの描写に厳しい 海外では映画でも絶対に作れない作品 をドラマでやったというのは、ある意味 革命的な挑戦作だったと思う。
しかし、二番煎じ的な単純なお涙頂戴 みたいな倫理の境界線を無視したもので 話題にしようとしても逆効果だと思うの ですが、それはそれで楽しめる視聴者が いれば世の中は勝手にまわるんだろうし。
あまり、こういう陰鬱なものを見てると 思考がネガネガしてしまうので、明るい ものを観よう。
ってか、「SPEC」あまりにも面白い。 X−FILESのような犯人がニセ超能力 でなくて本物の超能力者というのが意外で 面白かった。まるで東野圭吾の「探偵ガリ レオ」の犯人がモノホンのスーパーナチュ ラルだったみたいな感じで。だが、 サイコキネクス(念動力)が出てきて残念。 「異常に鋭敏な聴覚」とか「憑依(ポゼスト) 」なんかは現実的だが、サイキックは ちょっとなあ。けど、時間を止める能力 云々が出てきた時点でアレなんですが。 このドラマは小ネタが面白いね。
というか、国産にしては珍しいSFドラマ じゃないのかな?
ところで、
Remarks 29th Oct 2010
2010年10月04日(月)
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