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■ 「ごそごそ」と「こぞっこ」の間
ドラマ「Mother」のMother鬱もなんとか 和らいで何度かの水曜日を通り過ぎた。
それでも今でも色々と考えさせられた ドラマだと思う。ここまでの作品は 映画でも作れないだろう。約11時間 に渡る素晴らしい作品であったと思う。
子供達が哀しみ、苦しみ、犠牲になる 話は本当に読んだり聞いたりしても 苦しい。
最近、とある方の日記で虐待児童の 保護の最前線で頑張っている旨を 読んで、メールのやりとりをして その仕事の考え方などを知って 驚嘆と同時に敬服した。 現実にそれらに真剣に取り組んで いる人達が居ること、それだけで 心から感動した。
なにか、自分でも、と思ったが、 現在の自分は娘さんを不幸に させないという一つの目的だけに 精一杯であることが現実だ。
弱者に優しい宗教(最近のテロを 見ると疑問を感じるが)イスラム教 のハーレムは別に複数の女性と ワイワイキャッキャッというわけで なく歴史上、戦争の多かった中東 での戦災未亡人や、その子供達の 救済制度のための一夫多妻制である。 また、神へのお布施とは意味の違う 貧者や弱者や孤児に与える喜捨 (ザカート)というものもある。
今の日本に何が必要なのか? 子供手当など、結局その虐待親の 遊興費に使われるのは目に見えてる し、法的整備などお先は暗い。
ましてや、少子化のご時世に子供 が犠牲になる国など最悪の極みだ。
「隣は何をする人ぞ」ではなく、 やはり小さなことでもいいから、 告発、連絡、通報すべきなんだな と思います。
現在、近づきつつある試験勉強 の真っ最中。
時間が足りない。
また、戦場で政治的に動かなければ いけない事態に達している。 年齢なのか、いつの間にか、そういう 政治的な考えや、行動を起こしている 自分に年を重ねるのも悪くないものだ、 と思ったりもした。
以下は2006年7月8日 読売新聞の記事である。 内容がかなりきついので、子供のいる人、心臓が弱い人は読み飛ばすことを薦める。ただ、国語辞典さえも、この問題に一目を置いている点では決して すべての人間が見て見ぬ振りをしているわけではないという一つの事実だ。
個性のある記述で知られる三省堂の「新明解国語辞典」で、「こ」の項をひく。 「ごそごそ」と「こぞっこ(=『小僧っ子』の短呼)」の間に「こそだて」がある ◆従来の版にはなく、昨年刊行された第6版で初めて収められた言葉である。 「【子育て】親としての責任を負って、生まれてから身の回りのことがひとりで出来る くらいになるまで子供の世話をすること」 ◆おそらくは編者が、親とは名ばかり、子育ての何たるかを知らぬ人の多い世を嘆き、 痛憤の念をこめて採録したのだろう。声に出し、読んでみよ。名のみの親にそう言いたく なる事件がまた起きた ◆「ご飯を食べるのが遅いので、いらいらした」と、逮捕された両親は供述している。 滋賀県高島市の長阪優奈ちゃん(2)は、頭から熱湯を浴びせられ、棒でたたかれ、死亡した ◆同じ県営住宅の住民によれば、外にさまよい出て、「おなかがすいた」と訴える優奈ちゃんに 食事を与えたこともあったという。死の数日前、まだよく回らぬ舌で「あちゅいよ、あちゅいよ」と叫ぶ 声を近所の人が聞いている ◆「【親】その人を生んだ(と変わらぬ情愛を持って養い育ててくれた)一組の男女」と辞書にある。 滋賀の一組の男女に親を名乗る資格はない。2年余りで人生を終えた幼女に楽しい思い出はいくつあっただろう。
Remark 18th Jul 2010
2010年07月08日(木)
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