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■ Dad、男を選ぶか、女を選ぶか、
朝、最近パパ、パパ、パパっ子の
娘さんが「パパ、今日は早く帰って
きて」とお願いされたので早めの
帰宅を約束した。
夕刻、同年代の同僚が「明日、辞表
を出す、先にDadには伝えようと
思って」と携帯電話にくれた。
俺が二年前に辞表を出したときには
誰にも話さなかったのだが（笑）
同僚は頑固者なので意思は堅いと
思う。数日前から「もう限界だ。
能力の限界を超えていて、会社
も体をなしていない」と嘆いて
いた。我慢強い彼がここまで言う
のだから、本気で精神的に追い
詰められていたんだと思う。
日本支社は社員の魂を殺す会社
であることは昔からの悪しき
慣習で、ムードメーカー的な
陽気な営業社員が入ってきたとき
も、魂を殺され、目から生気を
失ってリストラされた（再就職
先はすぐに見つかったが）
夕餉にそれを聞いて、なんか
話さないといけないと思ったが
娘さんとの約束もある。
俺は非常に悩んだ。
男か、女か。
男友達を優先するか、彼女を優先するか、
独身の頃のような正と負の葛藤。
携帯電話の数字に指を滑らせる。
娘さんが電話に出たので聞く。
「ごめんね。パパ、帰るの遅くなって
もいい？？」
「やーだ、パパ、早く帰ってきてー」
少し涙目の声。
迷いに迷った挙句。
２０１０年
ミニトマト収穫３個。
甘い市販ミニトマトを食べたあと
なので「すっぱ！」というのが
食後の感想だった。
Remark 5th Jul 2010
2010年07月01日(木)
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