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■ 撤退か?
独り寝の朝は辛い。とにかく出勤。ママは昼間、一旦、マンションに帰ってきて掃除機をかけた模様です。
二年前のリストラの過去があって、いつかはくると思っていたのですが、
あまりこういうことを書きたくはなかったのですが、本国の社長が引退をしました。
この方はとても良い方で人望が厚く世界中で尊敬をされていた人でした。叩き上げ(MBA持ってるけど)の人で小さい仕事までよく分かっている方で、一末端社員のメールにもマメに返事を送りながら、且つ世界中を飛びまわっていた方でした。米国では珍しく生涯一会社に身をささげていた方です。
ジャパンがあるのもこの社長の温情と後ろ盾があったからこそです。(なにせ銀行無借金とはいえ、本国から毎月、何千万も借金して存続しているんですから、ジャパンは)
それが無くなるという事は恐らく廃業、日本より撤退という話になるのは明らかです。
ジャパンの社長も元気なかったです。この件で話したかったんですが、外出して話せませんでした。
確かに2002年以来、弊社日本支店は赤字の一途を辿り(2000年、2001年黒字組のメンツも、私一人だけとなり)四年前には資本移動。二年前にはリストラという過酷な道を歩いていますが、さすがに米国から金を借りることが出来なくなっているらしい。しかも、帳簿を見せてもらったら(本物で無いダイジェストのEBIT)の数字を見て驚いた。完全に今年も赤字じゃないか、と。
ここから我が部署が売上の追い上げ、赤字の補填を目標に売上増を個人的に掲げた。これじゃまずい。本当に潰れてしまう。俺でさえ、分かるのに何でみんなこの危機的状況分かってないんだ?(後に6月から周りが突然あたふたとなり我が部署が何故か攻撃対象になるのだが。Q1で分かっとけよっ!)
一応、同僚達には「身構えておいたほうがいい」と警告はした。真面目に聞いてる人達、アクションを起こす人達は全く居なかったが。
そんな不安と忙しさの中、揚げ地変更した貨物が無事に目的の港に下されたので安堵すると同時に貨物を迅速に動かす。午後はびっしりと倫理のトレーニングとシステムのトレーニングで帰りも遅くなる。
最近、朝、娘さんが可愛い声で「パパ、早く帰ってきて」と言う。けど、帰れない社会人の哀しい性。パパも泣けてきます。パパの涙は雨になり、帰宅の頃には雨降ってんしよー(涙雨)
仕事と家庭のバランス。
仕事があるから家族が存続できるのか。
家族があるから仕事が存続できるのか?
定年退職して老人になって振り返ってみて分かることなのだろうか?
2010年03月23日(火)
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