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■ 父子家庭 第一日目
よりにもよって会社の会長が来日というときに手術という形になり、木曜日、金曜日の午後を午後二時か三時くらいまでには働くが半球扱いにした(遅刻、早退扱いでは棒給制では減給になる)
しかし、初日昼間にいきなりトラブル。なんでも、今回は手術という扱いになるので立会人が必要とのことが病院前泊で入院した奥さんからメール。とてもじゃないが、それだけは不可能。金曜日の午後は絶対に外せない仕事がある。
ともかく午後二時半くらいまで働いて奥さんの入院している病院へ。病室へ行くと子宮を広げるなんか機械みたいなのを入れっぱなしで辛そうにしている奥様が。んで、ナースステーションに行ってはんばクレーマー気味に「仕事をしていて立ち会えない。立会いはもしもの切開手術のために必要でしょう?ならば、今のうちにその覚書を書いてもいい。会社が超近いので三分とかからぬうちに来れる距離だ。何とかならないか?」 (ちなみに義母さんも、この時点では仕事のため立会い不可能だった)と、交渉したところ、非常時の場合は、電話連絡で呼ぶということで何とか話がついた。病室に戻り、奥さんの不安を労う会話をして保育園に向かった。
うちの娘さんが通ってる幼稚園の登園、下校時間はパパの定時時間では完全に間に合わない。なので、幼稚園に迎えに行くときは午後休、若しくは外出で直帰で早く帰れるときしかムリである。
幼稚園に着いて担任の先生と雑談。なんでもパパと同郷であることがわかった。道理で東北美人の顔立ちをしているなあと思っていた。思わず長話をしてしまったので、娘さんのお友達のママさんで同じマンションのママさんが来る時間まで、どローカルな話を話し込んでしまった。
帰り道、娘さんの大の仲良しのその子とその子の弟さんと、そのママさんとで、帰路を歩いた。まだ、娘さんにママの手術のことは言わないこととかを話した。うちの幼稚園は毎週、月曜日と金曜日は幼稚園のお弁当が無いので家で作らないといけない。そのママさんが心配そうに、 「私でよければ作りますよ?どう●●●ちゃん?●●●とお揃いのお弁当がいい?」 と優しいお言葉を。けれど、ここはひとつ自分も一通りのことをやりたいので丁寧に断ってパパ弁当を作ることに。
家に帰って食事でも作りたかったんですが前日の仕事も遅かったし、「閃輝暗転症」の後遺症のせいか、偏頭痛に似たような頭痛がひどいので夕食はパスタ屋さんで食べました。
家に帰り、八時に床につけるためにお風呂に入り、少し遊びました。娘さんは最近、暇があればママの絵やお手紙を書いています。仕事が遅くなっているということになっているママに手紙を書いてます。
娘さんの健気さと優しさが具現化した、かなりパンチの効いた台詞でした。
さて、寝かしつけです。それまでに、ちゃちゃっとアイロンがけをして(娘さんのワイシャツはしっかりとかけますが自分のは適当)布団のなかに二人で入りました。
色々おしゃべりして眠らせようとしましたが、数分かすると、いつも寝る体勢のうずくまっている姿に。けど、身体が動いているので起こすと、
とうとう恐れていたことに。
で、
「パパじゃだめなの?」
「パパは髪の毛が長くないからママじゃないでしょ?」
「じゃ、パパも髪の毛長くすればいいの?」
「パパはパパなの。ママはママなの。ばーばはばーばなの。プリキュアはプリキュアなの・・・」
と延々と「・・・は・・・なの」というのを生物、物品関係なく延々と喋り続ける娘さん。それに疲れたのかお互いに眠りました。
2010年02月04日(木)
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