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■ 生涯賃金について
二十代、もうちっと我慢して初めて入った大企業(非公開株で世界的に有名で唯一、独占禁止法が黙認されている某会社)辞めなきゃよかったなあ、と思いました。後悔している。それは他の友人や同僚も同じで「いすゞ」に勤めていた同僚も「後悔している」パナソニックに勤めていて早期退職金で辞めた知人も「後悔している」パパが初めて入った会社で同じ同僚で寮の同部屋の奴は、その後、パナソニックに入って、脱サラして起業し、結果、ヤクザになった(爆笑)奴が今でも友人としているが、彼の場合は「あの頃の独身寮生活は最高の思い出だった」と言うだけで会社自体、辞めたことに関しては後悔していないようだ。
何が後悔かというと、家族を持つと意識をし始めてしまうのだが生涯賃金である。昔は一億円と聞いていたが、今の時代は三億円が普通である。全うに生きてりゃ。正直三十代の収入全部あわせても一億円にはならない。四十代も今の会社に勤務し続けていたとしても一億円にはならんだろう。役職定年の55歳までの五年間で挽回できるとは思えない。つまり、パパの生涯賃金はかなり低いのかも、と後悔している。
ネガティブになるだけで余り、考えないようにしているが、今回、リストラ騒ぎで何故か辞める側の俺が09年のPLANのチームになっていたので皆の給与額とか色々と知ることが出来た(実は)社長は本部長時代、一千万円貰ってないと聞いたが少し嘘だったようだ。09年の社長の年棒は1200万円である。ちなみに経理のD1は1000万円。ゼネラルマネージャーが945万円。セールスマネージャーが800万円。
けど、おっと、08年の年収はSMと余り差が無かったということと、某部長より貰っていたことには少し罪悪感を感じていましたが。まあ、同じ年の同僚と二百万円くらい違うだけで少し、悪い気はしているのだが、会社が俺にそういう価値を見出してくれていることには感謝してるし、それが俺の経済的価値なんだなと常々思っている。
決して高給取りではないと思うが、正直、自分の能力の限界点はもらっていると自覚している。これ以上もらうためには能力を伸ばすか、努力するかだが、これがなんとも難しい。
しかし、今の御時勢、正社員と派遣社員の混在共存する世界になってしまいボーナスの話題も出来なくなり、外資なんか特にそうなんだが、言ったもん勝ち、交渉勝ちの世界なので賃金格差がつまらないところで露になる。全く怖い会社に残ってしまったなと、正直、後悔している。
だから、給与分しか働かないという感覚にチェンジすることにした。それが最もブレない生き方だと思った。例え、結果を残せずに罵倒されようが、それが現実なのだから。
しかし、うちの会社は給料が少ない、少なすぎる。大体、手取りというのは年齢×一万円が平均的である。まだ、新しい年棒の初月給は貰ってないのだが、所得税や年金でいくら引かれるのか夫婦揃って身構えています。
2009年04月05日(日)
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