|
|
■■■
■■
■ バージンロード上に見た花嫁の父
パパ、四時起きです。イベント設営準備で六時に業者と待ち合わせするんですが早起きで眠いです。しかも、昼間にある奥さんの従兄弟の結婚式にも参加するというハードスケジュールです。移動だけで片道一時間。むずいです。
新婦さんはうちの娘さんの元保育園の先生だったので娘さんも出席するはずでドレスも靴も買ったのですが入院中となってしまったので残念ながら出席できませんでした。
毎度のことなんですが弊社社員は皆遅刻。八時の待ち合わせなのに九時に来たりと。一応二ヶ月前から結婚式の話は話していたので業者にアイコンタクトを取って脱出。駅まで走りました。往復だけで千円かかります。もちろん、これは奥さんに必要経費として請求しよう。意外とすんなり電車を乗り継ぐことが出来て、ロッカーに預けた礼服を取り、美容室で髪をまとめている奥さんを追い越す形になりましたが、ここでハプニング。会社に物を取りに行かなければいけなくなり完全に通り道上にある会社に寄って任務を回収。そして結婚式場へ向かいました。
なんとか更衣室へ行くと新郎のお父さんが。一緒に着替えて喫煙室で煙草を吸って義弟さんの顔を見てほっとしたりして。で、新郎新婦の家族の控え室に集まり、わいわいと。あちらの家族は子供がたくさんいたので娘さんが出席していればなあ、と悲しく思いました。
荘厳なチャペルで賛美歌を歌い結婚式が始まりました。バージンロードを新婦が父親と歩いてきます。そのとき、新郎に自分の娘を渡すとき、父親が頭を下げるんです。その光景を見たとき、娘さんと私の姿を重ねてしまい何か心の底からぐっとこみ上げる深い寂しさを感じました。後に奥さんに聞くと「これから宜しくお願いします」という意味らしいが、はじめ「頭を下げるのか」と個人的に憤慨してしまい複雑な心境になってぐっときたのが本音です。
披露宴の途中で何とかワケを説明して抜け出し、仕事に戻りました。なかなか良いブースになっていました。嬉しいです。不在のときの立会い営業に御礼を言って帰りました。
帰りが遅くなり娘さんに会えませんでしたが奥さんの話では立ち去るとき、辛かったそうです。悲しいです。
2007年10月27日(土)
|
|
|