|
|
■■■
■■
■ 憲法の25条改正もやっちゃうの?
現在、何気に報道されている改憲問題ですが9条だけを改正すると思いきや、国民の生活水準を保証する25条の改正も何気にするという話を知り驚いた。
憲法第25条 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、国民生活のあらゆる側面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」
これが自民党により「国民生活のあらゆる側面について」の部分が「すべての生活部面について」に変わるとのこと。これにより国民一人一人という対象が、がらっと変わったものとなり格差を助長する表現に変わってしまうようだ。現在、確かに自己責任論や競争社会肯定の意見が高まりつつあるが、私の懸念は知識も経験も未熟な子供の時点で格差というハンデをつけてしまい、その結果を自己責任だの格差だのと判断されては不公平極まりないと思います。
米国の資産の9割は人口の5%の人間が握っているというデータがあります。格差社会どころか貴族と奴隷の世界です。日本も追随しようとしているのかも知れないが文化の違い、歴史の違いがあるため、日本には合わないような気がします。
最も私が心配するのはやはり、娘さんです。娘さんが生活しにくい世界になるのだったら、とても心配で往生など出来ません。娘さんが老衰するまで生きていたい気持ち満々です。こんな世界では本当に不安が募りすぎて苦しいです。
大体、企業を減税して国民が増税っていうのはありえない。それでいて何が「美しい国」なのか理解できない。
おいおい。どうなるんだ、日本は。
2007年08月06日(月)
|
|
|