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■ 安かろう、悪かろう
昨今の中国の食材不安が社会問題になっていますが、安いものというのは品質が悪いものだということに今更ながらに慄いて気付いている人が多いことに驚いてしまいます。日本人というのは以前から質というものに厳しい民族であるべきなのに、余程下流社会が浸透し、精神的な格差社会にまでなってしまったのか、と思いました。
私は以前から安いものには近寄らず100円ショップでさえも余り買い物をしたことがありません。特に100円ショップの食器を奥さんが買おうとして止めたりしたこともありません。有害なものは我々成人にとっては大したものではないと言われるかもしれませんが固体の大きさの違う子供にとっては致死的なものになりかねない恐れがあります。そこらへんが分かっていない人が多いです。
「貧乏人の銭失い」って言葉は真実なんです。これは米国の学会でも公式に出てるデータなんですが、貧困層は家屋を持てないため、賃貸になる。資産にならない恒久的な出費である。そして、生活設備や環境の悪さからコストが割高になる(メンテナンスコストがかかる)また、低所得者層の居住区域は治安が悪くなり、それに対する不経済効果(セキュリティに金銭がかかり、騒音問題や、ゴミの問題)などが挙げられます。しかし、日本では安いものを買って結局は医療費や代替購入などでお金が更にかかってしまいます。
しかし、中国の玩具に鉛混入や、子供用のミルクの毒物混入などあまりにもあまりにもひどすぎる。なんて国なんだ、と思います。日本に対してなのか?と思いきや、米国さえも「チャイナ・フリー(中国産は私用しておりません)の表示や中南米での安価な中国製薬品による大量死など深刻な問題になっています。
鉛中毒患者や、油中毒患者など、私が子供の頃、姿を写した写真が教科書に載っていて怖くて今でもそういう毒物に対しての恐怖症が残るぐらい警戒できたのに、今の教科書は何を訴えているのだろうか?娘さんのこれからの教育が心配です。ゆとり教育の失敗を生かした進化した教育でなければいけないと思います。
2007年08月04日(土)
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