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■ あみだくじ
いつもの月末締め進行が始まりました。余計な仕事のおかげで締めの積み重ねが疎かになっていましたので今回は苦しいです。
九時過ぎまで残業してました。社長がバナナと豆乳を差し入れてくれました。いつも差し入れはバナナと豆乳です。ヘルシー過ぎます。不気味なことに何故か突然褒められました。他人が褒めるときほど怖いものはありません。私には他の誰もが持っていない能力がある、と。私は雑な性格で仕事は正確ではないのですが、そんなものは誰にだって出来る能力で、他の誰もが持ってない能力があると突然。なんだろ？
帰るとまだ娘さんは起きていました。近々、弊社のボーナス日です。その時に一時金としてお小遣いをもらえることになりました。今回はあみだくじでお小遣いの額を決めることになりました。私は生まれついて、くじ運が全くないので不安で一杯です。奥さんがあみだくじを嬉々として作っています。二万円、一万五千円、一万円、五千円の四種類。初め、娘の名前をあしらったあみだくじを作りましたが、あみだくじの法則で縦棒と縦棒の間の横棒の真ん中にさらに下にゆく棒を付けると行けない選択肢が出てきます。私はリスクを恐れてそれを指摘して作り直すように言いました。けれども、それが間違いでした。再作成されたあみだくじのなかで慎重に選びます。行き着いた先は予想通り、五千円でした。先に作ったあみだくじは一万円か二万円にしかいかなかったようです。二人で大笑いです。あまりにも憐れに思ったのか奥さんは二万円か五千円の右手か左手かどっちかの二択にしてくれました。けれども、私の選んだほうは五千円でした。
最近、娘さんは眠る際にぐずるので寝難いようです。眠れなくて悲しそうな顔をしている娘さんを見ると可哀相で仕方がありません。
最近のニュースで小さい子供が犠牲になったり、マンション偽造の事件とか、なにか他人事ではないような気がしてなりません。特に小さい子供を狙った事件の多さにぞっとしてしまいます。これからも気を引き締めて気をつけなければいけません、
2005年11月28日(月)
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