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■ 親の苦労か、子の苦労か
今朝は朝から不動産屋さんがうちに来ます。娘さんも起きてスタンバイです。例の借地権の物件について見積もりを出して頂きました。いろいろ長く粘った結果、販売価格+諸経費−210万円という価格を提示されました。こちらはさらにさらに250万円も値切りましたが新築戸建てではそのレベルは無理でした。「そこまで価格を下げなくても売れる物件なんです。」と不動産屋も強気です。どうやら210万円の値下げが限界のようです。
で、1000万円ほど値が上がりますが所有権土地付の物件を見に行きました。初めの物件は建物のデザインは良いのですが周囲の治安が悪そうです。建物は気に入りました。二軒目の物件がかなり良かったです。所有権付で高くも安くもない良い価格で、なんといっても実家に近いです。先の借地権物件より近いです。内装もとても良く、周囲の家屋のレベルも高いです。問題は価格です。予算をオーバーしてしまいます。それでも住宅ローン枠に入るのですが生活レベルを落とさなくてはいけません。娘さんの教育にも幾らかかるか分かりません。悩ましい問題です。
ラストに再び気に入っていた借地権の物件を見に行きました。気付かなかった悪い箇所が判明したり、街の雰囲気に一部悪いところがあるなど新しい発見もありました。そこから歩いて奥さんの実家に向かいました。途中、レストランに入り話をしました。まず、問題点は「ローンを組んで払っていけるかどうか。」「大きい金額だとローンが組めるかどうか。」その後、奥さんの実家で親族会議を行いました。選択肢は「借地権」か「土地所有権付」かという根本の問題に二分されました。「借地権」なら初期投資は少ないが、後々、何十年か後に娘にも借地の更新という問題を残すことになります。親が苦労するか、娘さんが苦労するか。私は前者を選びます。子供に迷惑や苦労はかけたくないです。とはいえ、支払いをきつくして娘さんの成長に影響が出るのも考えてしまいます。まあ、娘さんは嫁で出てゆくので借地権の問題は私達夫婦の問題ですが、やはり会社の人の台詞の「借地権なんて家が燃えたり更新できなかったから何も残らないよ。」というのが頭をまわって離れません。
家に送って帰ってからも夜遅くまで家のことを話をしました。いざ契約となると深く考えてしまいます。家の購入というのは一大イベントなのでこれはこれで良いと思っています。
こりゃ一発逆転かますしかないな、と胸に刻みました。
2005年11月26日(土)
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