The Green Hills of Earth
前橋で休憩をとって、それから一気に高速を使って実家へ…と言いたかったのですが、途中でちょっと寄り道をしていました。
私自身、雪国育ちではあるのですが、既に上京してから四半世紀以上が経過していますので、「雪国事情に詳しいか?」と問われると、「はい」とは答えにくい状況もあることは否めません。「昔はこうだった」程度にしか答えらえれないんですよね。 私が子どもだったころは、車道は除雪車が雪をのけていきますが、その雪は歩道にうず高く堆積し、小学生だった私たちが、その山の上を登山しつつ、遭難の恐れを楽しみながら登校していたのです。遭難と言うと大げさですが、小学生の背丈以上もある山に乗って歩くのは楽しいですが、一歩間違えると転落したり、大きな穴にはまったりするのは恐怖でもありました。 最近は降雪が少なくなったという話を聞いていて、そういう苦労をする小学生もいなくなったのかなと思っていたのですが… 今日、見附で買い物をした後は、時間もたっぷりあることですから一般道をのんびり移動することにしました。そして、そこで見たものは「小型除雪機」と言うものでした。写真を撮ることが出来なくて残念だったのですが、狭い歩道にも乗る、小型の除雪機が稼働していたのです。 車道は通常の除雪車が除雪し、それが積み上げた雪などを小型除雪機が処理をするという連携なのでしょうか。とにかく、その機械は歩道の上をも走れるし、車道の隅で作業をしていても、ほとんど往来を妨害する事がありません。これはすごいヒットですね。 この機械がいつ頃から稼働しているのか私にはわかりません。もしかしたら昔からあるものなのかもしれません。機構自体ははるか昔からあるものの小型版ですから。ええ、今頃になって「すげー」と興奮しているイナカモノ丸出しなのかもしれませんが、本当すごいものが出来たんだなぁと素直に感動してしまいます。良いものを拝めました。 今日は良い1日になった気がします。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |