The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2010年02月07日(日) 非常識な母親…チケット・ぴあもユナイテッド・シネマ豊洲もね

 R15指定の映画って何歳から15歳までが制限されるものなの? 幼児は見ても問題なし?

 今日は、ユナイテッド・シネマ豊洲で、サヨナライツカを見てきました。18時からで、中山美穂さんの舞台挨拶がセットになっていました。

 中山美穂さんって、先日も書きましたけれど、私は正直あんまり知らないんです。芸能活動をしていた頃は、仕事が忙しくてあまりテレビを見られない時期でしたし、あまり興味もなかったし…でも、それなりにファンも多い大スターだと言う認識はありました。

 そんな大スターが結婚されてフランスに渡っていたのが、この映画で主演として久しぶりに登場し、更に舞台挨拶で目の前に来るとあっては、ファンの人なら万難を排して行きたいと思う気持ちはわかる気がします。

 しかし、それにも限度があるでしょう。人に迷惑を掛けるのは如何なものでしょう。

 今回私が遭遇したのは、一人のお母さんです。多分熱心なファンなんでしょう。なんとこの映画はR15指定(それなりの性描写がある映画)なのに、幼児を連れてきていたのです。幼児は最初の数分くらいは静かでしたが、当然ながらすぐに飽きて大きな声で叫びながら、暴れまわります。

 その阿呆が隣の席にいたら「いい加減、他の人の迷惑を考えろ」といったでしょうけれど、残念なことに少し離れた席にいたものですから、躊躇していました。その間にどんどん幼児の退屈は蓄積し激しく騒ぎ始めました。たまらず母親は席を外しました。「やっと外へ出てくれるのか」と思ったら、なんとその母親は出口とは逆に一番後ろの方へ行くではありませんか。そして上段の空席がある辺りに陣取っているのです。そこにいれば幼児の叫び声が周りに届かないかのように。

 結局、そのうるささに閉口した人が苦情を申し立て、映画館の人が親子を外に連れていきました。しかし、その時点で映画は半分ほどを終えており、今日はじめてその映画を見た人は、楽しさが半減どころではなかったでしょう。

  その親の気持ち、わからなくもありません。ファンだからどうあっても見たかった、この場に居たかったと言うのでしょう。しかし、子供を連れてくれば迷惑になると明らかな場に、他の人への迷惑を顧みず連れてくることは正しいことなのでしょうか。

 また、このような映画を子供連れ禁止としなかったはなぜなのでしょう。チケットぴあがそうしなかったのは明らかに落ち度ですし、更に映画館も、入場口で断固として入場を拒否すべきだったのではないでしょうか。そうでなければなんのためのR15指定なのでしょう。これは、車に子供を残したままパチンコに行くのと同じくらい非常識なことなのではないでしょうか。

 更にいえば、どうもこの親子は連れ出された後、子供はあずけられて、親は前のほうの席で堪能したようです。映画が終わって、その親子が座っていた跡は、食べ散らかされ、子どもが放り投げたポップコーンがその両隣の人の上にまで散らばっていました。そんなふうに迷惑をかけた人が最終的に得をするなら、私も今度からできるだけ人に迷惑をかける方が得だと考えるようにしたらいいのでしょうか。それはあってはならないことだと思います。例えチケットを買ったのだとしても、非常識な態度には断固とした態度でのぞむ事が必要でしょう。

 舞台挨拶が終わって、外に出たら、そのバカ親子がすがすがしい顔をして立っていました。子供を預かってもらって、続きを見ることができて、その御礼をしているようでした。その顔につばをひっかけてやりたい、罵声を浴びせてやりたいと言う欲求を抑え、その隣に居る映画館の係員にその旨の苦情をいいました。そして、ネットのホームページでの謝罪やチケットぴあと協力して、K31の近くにいた人にはお詫び状を出すべきだと意見を言ってみました。果たしてどれか実行されるものがあるんでしょうかねぇ…いや、自分の言っていることが正しいのかすら確証は持てませんけれど、でも、あの親子に大迷惑をこうむったのは事実なんですよねぇ…腹立たしいのは、あの親子はそんなことどこ吹く風なんだろうなぁということです。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010