The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2009年11月01日(日) 本当、ハードな1日でした

土曜…東京の自宅を出て千葉県の印西牧の原へ行って、友人と荷物を詰め込み、東関東自動車道から首都高湾岸線を経由して横浜の友人宅へ送り届け、近くの漫画喫茶で一泊…それだけでも結構な大旅行という感じになりました。

何よりも「おぉ!」と思ったのは、自宅から印西牧の原に向かうとき、国道6号線を経由して行ったのですが、ある角を曲がったら正面に新東京タワーの建設中の姿が飛び込んできたのです。時間はちょうど夕暮れ、映画の「三丁目の夕日」ほど作為的な風景ではありませんが、うっすら夕暮れに建設中のタワー…そうか、あの時代の人たちもこんな風景を見ていたんだなと思わせてくれる風景でした。

友達にも散々言って、「もう聞き飽きた」といわれているのですが、私にとって印西牧の原というのは、仙台や盛岡よりも遠くにある、地球の果ての滝を落ちて、世界を支える象さんの背中を滑り落ち、その足元を支える亀さんの甲羅の上辺りに存在している町なのです。単に以前同じ会社に勤めていた人がそこに居を構え、何度か伺った事があるのですが、とにかく国道16号線から「これでもか!」というくらい何もない道を突き進んだ果てにあるのです。山奥というのではなく、フラットなどこまでも続く道、隣に鉄道が併走しているのがこれは地獄へ続く道路じゃないよと安心させてくれるのですけれど、その線路に列車が走っているのなんて見たこともない…そんなイメージが付きまとっているのです。

あれから10年位は経過したと思いますが、そのイメージはあまり変わってはいませんでした。所々町が形成されているように見受けられますが、基本的にはいつUFOが空から降りてきても、熊が襲ってきても「やっぱりね」と言ってしまいそうな雰囲気の道が延々と続いていました。ええ、自宅から2時間半も掛かってしまいましたよ。

店で友人を拾って、今度は横浜へ。これもまた100km近い小旅行です。東関東自動車道なんて10年ぶりくらいでしょうか。昔は結構頻繁に鹿嶋へ行っていたので通いなれた道路ではあったんですけれどね。湾岸線とともに、懐かしい風景を楽しみ、横浜の友人宅へ荷物を運びいれ、後は漫画喫茶に行って一眠り。

一夜明けて友人宅に行き、早速作業を開始します。

目的は今までカーペット張りだった床をフローリングに変えること。インターネットで工法などさまざまなことを調べられるのはとても便利になりましたが、果たして実戦はどうなるでしょう…

工事の詳細をあれこれ書いても仕方がないので端折りますが、兎に角疲れました。原因は板を切るのにノコギリしかなかったということなんでしょうね。合板はノコギリできるのには辛いです。それ以外は接着剤を裏面に塗って床に敷いて、端をネジでとめて行くだけ。ネジ止めは電動ドリル・電動ドライバを使いましたからそんなに大変な作業ではありません。やはりノコギリが原因でしょうねぇ。

朝の9時半に作業を始め、「あと1枚」となったのは18時半ころだったでしょうか。この1枚は、大きな板の2面をノコギリで切り出す必要がある(それだけ大変な作業だった)ので「これで終わりだぁ」という達成感がありました。しかし、友人が方向を間違え臍(ほぞ)が合いません。「えぇ〜」とため息が漏れましたが、それで終わる訳ではないので、仕方なくもう一枚切り出しました。切り出した後に、1辺に溝を掘るために電動トリマーを使うのですが、多分力が入りすぎたのでしょう、刃が深く入りすぎて失敗。板を削りすぎてしまいました。泣きたくなる気持ちを抑えて3枚目…取りあえず工作は成功しました。しかし、1枚目、2枚目はぴったりのサイズだったのに、3枚目はずいぶんと小さくなってしまいました。まぁ幅木で隠せるとは思いますが、多分精根尽き果てていたんだと思います。

後片付けをして、友人宅を出たのが19時過ぎ。高速道路を使って自宅に着いたのが20時過ぎ。渋滞もなく快調でした。が、ここで荷物を降ろして、F1を見たい気持ち、ゆっくり熱い風呂に入りたい気持ち、ゆっくり寝てしまいたい気持ちを抑えて車を友人に返しに行きました。そのころには雨が降ってきているし、荷物を降ろしすぎてTシャツ1枚で(カモフラージュ用長袖ワークシャツを着ずに)電車に乗る羽目になるしと散々でしたが、もういいんです。おじいさんだから人目なんか気にしません。

そんなこんなで家に着いたのは22時を少し過ぎたころでした。熱い風呂に入って、録画していたF1を見て…いる途中で寝てしまいました。久しぶりに肉体が辛い1日でした。


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