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2009年10月30日(金) 久し振りの料理

昨日から野次馬先家族の両親が一泊旅行に行っているため、昨日今日と日中は裸で歩いても誰からも文句を言われない…いや、誰の目も気にしないで居られるのんびりした日でした。

野次馬先両親が参加した旅行は、最後の食事が昼飯なので、お腹をすかせて帰ってきます。と言う事で、私が台所に立って料理を作って待つことになりました。

夕刻、買い物に出かけたのですが、新聞で安売りをしますよと広告を入れていたお店が見つかりません。この町では商店街と言えばここしかないので、この通りのどこかにあるはずと思って2往復くらい探したのですけれど、残念ながらお店は見つかりませんでした。尻が決まっていると言う事もあり、そのお店を発見することは諦めて、近くにあるスーパーで買い物をすることにしました。

なんと言えばいいのか、そのお店は特別安い値段で出している訳じゃないですけれど、その売り場に置かれている青果は、大半が私の田舎での基準に照らし合わせると「もう捨ててもいいんじゃない?」と言われかねない古さです。「生鮮食料」と書いてあるにも関わらずです。ナスやレタス等を買いたかったのですが、あまりの古さにお金を出すことが勿体ないと、メニューを変更することにして、買うのをやめました。東京のお店ってこう言うのが怖いんですよね。よくぞこんな野菜を「生鮮」として売っているものです。

野次馬先が料理を作ると、基本的に味付けは和風です。で、私も和風は好きですが、私の料理は和洋中華どれでも有りです。ですから、最初はベーコンと大豆のトマトソース煮込みとクラムチャウダーでも作ろうかと思って居たのですが、これじゃあお年寄りである野次馬先両親が嫌うかも知れない。としたら、何のために作るか分からなくなると言う事で、急遽予定を変更して、大根の煮物、茄子の煮浸しと鶏肉と豆のトマトソース煮、野菜スープというメニューにしました。

しかし…この家に引っ越して来てから、一応何度か台所には立ちましたが、誰かがいる状態で手伝って貰いながらであり、今回のように全く1人きりというのは初めてでした。そして調味料がどこにあるのか分からないと言うのが実情。もっと言うと自分の愛用の中華包丁でさえどこにしまわれているのか分からなくて困り果てました。

それでも切れ味の鋭い包丁があったので、それで大根をかつらむきして、面取りと隠し包丁を入れ煮込み…出汁はどうするのぉ…鰹節はどこ? ざるは? ええい、出汁の素でも良いよ、どこにあるんだよ! ってな感じです。

煮浸しにしても、油で揚げて煮込みに移行しても、油を油缶にしまう時に使うフィルターはどこにあるの?なんで一緒にしまっていないの!もー!ってな感じ。

さて、味付けをと思っても、私が普段愛用している龍野の醤油がどこにあるのか分かりません。あるのは先日旅行で買ってきた山口県の醤油のみ。で、これがめちゃくちゃ甘いんだな。そうとは思わなかったので、醤油で相殺される分としてみりんなどで少し甘みをつけていたのに、その醤油じゃ甘さ倍増だよ〜…そんなトラブルばかりで、味がかなり変になってしまったのはご愛敬としていただくしかないですね。

ま、トマトソース煮込みは失敗する要素がありません。最初に胸肉の筋や血合いをきちんと取り除いて、塩胡椒を適宜してしまえば、後は肉の両面に焦げ目をつけ、好きな野菜を入れてトマトを乱切りにして(又はトマト缶を使って)煮込むだけ。好みでコンソメかチキンストックを使えば良いかなと。私の場合、ニンニクは欠かしません。青森県産のニンニクを薄くスライスして入れるとそれだけでうまさ倍増です。

兎に角見知らぬキッチンでの料理はするものじゃありません。いや、十分な事前準備をしておけば恐るるに足らずなんでしょうけれどね。好評だったか不評だったかは分かりません(食事の時には私は自分の部屋にあがっていましたから)。でも、まぁ楽しかったから良しとしましょう。

今度は中華丼でも作ってみようかなと思います。


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