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2009年10月01日(木) 日本人とシー・シェパード(阿呆集団)は同レベル?

少し古い話ですが、大阪府箕面市で野生の猿に餌をやる行為について、最大1万円の罰金を取る市の条例が可決されたというニュースを見ました。

10年以上も前から、「野生動物とペットは違うんだぞ」と事あるごとに書き続けているのですが、本当に日本人というのは幼児性が強い国民なんだなあと嘆きたくなるのがこういう記事を見たときです。

1万円の罰金を科さなければ、野生動物に餌をあげてしまうって言うことが阿呆のきわみだって分からないんですよね。

名前を書くのも嫌ですが、シー・シェパードという狂信テロリスト集団があります。科学的な根拠など無用で、自分が盲信する理屈に合わないものは悪と決め付ける、または美辞麗句を並べ立て、金持ちから金をむしりとることに執着する阿呆の集まり。この阿呆共を私は毛嫌いしますけれど、それと日本国民の多くは共通している点があります。そう、動物への接し方を理解していないということです。片や金のためなら理論はお構いなしの狂犬、片やかわいいと思えば理論はお構いなしの幼児…接し方は違うけど、どちらも論理は無視して感情で動物を私物化して環境破壊をするという意味で、ゴールでは2人3脚をしているように息がぴったり合っているように思えて気持ちが悪くなります。

いくら国土が狭い日本でも、野生動物に餌をやるというのは、言葉が矛盾しています。餌付けをしたらそれは野生動物ではなくペットです。野良ペット。

本来は国や市町村が規制などをするのではなく、国民の一人ひとりがそれをきちんと理解して、対応するというのが「常識」なのですが、そんな常識すら持ち合わせない幼児が大人だと主張している国なのです。

国民が幼児であるなら、行政はもう少し真剣に対策するべきです。そう、1万円なんて生ぬるいことは言わず、野生動物に餌をあげたら罰金50万円、禁固刑3ヶ月…それ位の強い態度を示すことが大切なんじゃないですかね。そうした上で国なり行政がきちんと人間との接点をコントロールしていく必要があるんじゃないかな。

ま、管轄が違うとはいえ、自分で自分の首を絞める愚策を繰り返すしか能がなかった林野庁などの例を見ると、こういう面でも行政が主導して事態が好転するなんてことは考えられないように思いますけれどね。

兎に角、野生動物とペットを区別するくらい大人の常識だよってことを考えてほしいものです。そして、日本人総シー・シェパード(阿呆の権化)化という悲しいことにはなってほしくないなぁと心から願う次第です。


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