The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2009年06月11日(木) 帰着(旅行6日目)

昨日は、神戸を過ぎたあたりまでは順調だったのですが、大阪に入ったのがちょうど会社が終わる時間帯という事で道路は大渋滞。それまで、平均燃費は26km/l台を記録していたのに、大阪を抜けるまでで19km/l台に落ち込んでしまいました。

大阪を超えた先へ行く場合、大阪を深夜に超えるように時間を設定するかどうかで燃費は本当にかなり変わってしまいます。そして、今回の私の選択は最悪のものだったという事です。気ばかり焦って、そういう事を考えなかった私が悪い。こんな事なら、大阪に入る前あたりでマンガ喫茶なり温泉なりを探して、のんびり時間をやり過ごせば良かったですね。

ま、今更言っても後の祭りなのですけれどね。兎に角、大阪を脱出して奈良を走るのですけれど、以前は自動車専用道を走っていたよなぁと思っていたら、伊賀の先あたりでその道路に出ました。私はその辺りの地理には疎いので何とも言えませんが、もっと大阪近辺からこの道路に乗ることは出来なかったのでしょうか。あまり大きな声では言えませんが、順調に走っている時の自動車専用道の平均的な速度は法定速度を超えています。翻ってカーナビが示した道は例え順調だったとしてもくねくねした峠道のような所ですから、速度はその1/3も出ないでしょう。私がカーナビの設定を間違えているのでしょうか。もしかして時間優先にすれば良いところを距離優先で指定しているのでしょうか…あまりにもスリル満点な山道ばかりを案内してくれているので、嬉しくて涙が止まらない状態ですわ。

広島の福山市からスタートして、しばらく行くと自動車専用道も含めてかなりのハイスピードで移動が出来ました。神戸の街は片道4車線くらいのいかにも大動脈という道路でしたし、大阪は我慢の一言。その後三重から愛知県の途中まではやはり自動車専用道があり、その後も整備された道路が続いていたので、もともと往路の高速道路でさえ80〜90km/l程度で走っていた私にとっては、ほんとあまり大きな声で言っちゃ駄目なのですが、往路とあまり変わらない速度で移動することが出来ました。燃費の面から見れば、その速度で移動できたことは拭こうかなと思います。もっと低い普通の一般道の速度ならもっと燃費は上がったでしょうから。でも、自宅までの約770kmを仮眠時間2時間、食事時間1時間半、その他休憩約1時間を含めて約24時間で移動出来たのですから、まぁまぁ良い出来でしょうね。

お金がかからず、高速道路と変わらない時間で移動が出来るとしても、もしまた行くことがあったとしたら、やはり移動手段は迷わず高速道路を使うでしょう。やはり「捕まるかも」という速度で走るのは良くないですね。よい子の皆さんは真似しちゃ駄目だよ…

結果的には、この旅行中の燃費は22km/l〜24km/l台を記録していました。インサイトの平均的な燃費は、19km/l台らしいので、それよりは良い燃費を記録しているようです。今回は本州の西半分を駆け回って、山から海まであれこれ走り回りました。その結果として、上り坂ではモーターの恩恵は薄い(モーターのアシストで1300ccだけど1800cc波の力がある…と言われますが、そうなのかな?と疑問に思いました。まぁ、私は2500ccに乗り続けていたので、1800ccの力って言われてもぴんと来ないですがね。兎に角、上り坂での加速は結構苦しい音を立てます)。また、高速道路を走っていると燃費は22km/l台かな。うまく走って24km/l台に乗るかも。一般道なら26km/lは難しくないけど、渋滞にはまると19km/l台又はそれ以下になる。という事が分かりました。

プリウスならもっと良い燃費が出るかも知れません。またプリウスファンは、プリウスの構造などの蘊蓄をたれ、「ホンダのはハイブリッドじゃない」とか言うかも知れません。でも、私はそんな事に興味はありません。前にも書いたかも知れませんが、本当に必要とするのは、ハイブリッドのシステムではなく、ドライバー自身がエコについて考えることだと思います。見た目がハイブリッドっぽい装備をしていて、条件が合えばハイブリッドらしく低燃費だけど、総合したら普通車並みの自動車に乗って、「俺はプリウスに乗っているからエコなんだ」と得意げに言うのは滑稽以外の何物でもないと思うのです。
インサイトは、ハイブリッドという面ではプリウスからは遅れているでしょう。以前も書きましたが、フィットとそんなに変わらない燃費しかでないかも知れないし、そんなに劇的なハイブリッド効果はないというか、実際に一番効果を発揮するのは、停車中にエンジンを止めるシステムであり、視覚的にアクセルの踏み過ぎや急ブレーキを抑止するアンビエントメータだと思います。事実、私も今回の約2500kmの道中、アンビエントメータの色をかなり意識してアクセル操作をしましたし、燃費を目で確認しながら速度の調整もしました。ハイブリッドな車を買って普通の車と同じように走っているのと、ハイブリッドらしくはないかも知れないけど、エコを意識して走るのとでは、どちらがまともな考えでしょう。

確かにユーザが意識しなくてもエコになるという、ユーザに考えさせないシステムというのは大切です。しかし、今のトヨタのハイブリッドじゃあ、まだユーザにも考えてもらわなければ普通の車になってしまうのですから、その方向性は間違えているように思えてなりません。つまり「大企業が売るためのエゴを丸出しにした、環境対策の敵」だとしか私の目には見えないのです。果たして皆様にはどう思われるでしょうね。

帰宅してからは、兎に角まだ結果を知らないF1をフリー走行から見ています。サッカーなどは、試合が終わるとすぐに親切な人やニュースサイトが結果を教えてくれますが、F1はそこまで熱心な人がいないので嬉しい限りです。ニュースサイトだけを出来るだけ見ないように注意すれば、今回のように1週間近く経過しても新鮮に見ることが出来ますから。

そうそう、サッカーと言えば、先日の試合で「日本も進歩したねぇ」と書いたんですけれど、ここ2戦を見ていると、勝ち負けはどうあれ、やはり相手がちょっと強くなるとサッカーは出来ないようですね。褒めて損した気分です。それにしても、ホームチームは審判の判定が有利に働くと言われているサッカーで、ホームであるにもかかわらず、これだけ審判に不利な判定をされる日本ってなんなんでしょうね…


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010