The Green Hills of Earth
2009年04月18日(土) |
野次馬の目で見た…図面打ち合わせ完了 |
ミッフィーの家を断ってからほぼ2ヶ月半が経過しました。そこから新たな出発をして、今日ようやく図面が一段落しました。
家の形、外壁や屋根、ドア、床、壁等すべての形や取付け位置、色などが決まりました。まだ不安はたくさんあるのですがね…今日の打ち合わせでもあったのですが、同居することになる人の1人は私のセンスを信用していないんでしょうね。例えば、リビングの壁際に設置する棚の色、色をうるさくするのは疲れますし、同色にまとめても、あちこちに色があるとやはり落ち着きませんから、色をつけるのは腰より下の扉とします。天井付近にある扉は壁と同色の白系の色でまとめ、テレビを置く予定の壁面にしつらえた棚は例え腰より下にある扉でもうるさくならないよう白にします。ただ、上面の天板まで白にすると安っぽくなるので、そこは木目の天板とします。これは自分のセンスでもありますが、センスとはある意味勉強や経験で得た知識です。色の濃さに多少の違いはあっても、今迄の引っ越しでうるさいと感じた反面教師の配色、これは住みやすいと感じた配色、それは何度も引っ越しをしたり、出張先のホテルで仮住まいをしてきた私の経験でもあります。少なくとも築数十年の古い家屋にしか住んだことのない同居予定の人達とは経験が違いますわ。でも、その人は私の意見は「想像がつかない」と賛成しない。けど、コーディネーターの人が「私もそれは良いと思いますよ」というと「じゃあ、信用する」と言うのです。困ったものです。
「女性は」とか「男性は」なんて区切りは全く無意味だと言うことは承知していますが、それでも敢えて言いたいのですが、女性が入ると色の判断が「かわいいかどうか」が中心になり、「実用的かどうか」が蔑ろにされてしまうような気がします。同居(予定)人はプロではありませんから、そこは素人考えでも仕方ないというのは重々承知ですが、そちらの女性陣に話を任せておくと、あっちにもこっちにもピンクを入れようとします。ピンクがかわいいとか思うのは女性の特権で、男性の多くは「しょーがねーなぁ」と思っているんじゃないでしょうかね。いや、私もピンクの製品はいくつか持っていますよ。絶対にピンクは悪の色だと主張するつもりはありませんが、かわいい色ではあっても、実用の色じゃないと思うのですよ。ま、程度にもよりますけれどね。でも、少なくとも私の知って居る範囲の女性の多くは、色も柄もかわいいかどうかが判断基準です。例えば全体を落ち着かせて、その中で肝となる部分はメリハリのある色を使って、目が悪くてもわかりやすくするとか、そういうはなしの前に「この色はきれいだね」で決めようとするんですよ。そういう勢力と戦ってきた2ヶ月でした。これが本当に疲れるんですよ。家を建てる時、この時期が一番楽しいと言う人が多いそうですが、私にはこの部分が一番苦痛でした。その内良い思い出に変わることを祈っています。
兎に角、いろいろあったのですけれど、兎に角図面打ち合わせは終了です。後は金が集まるかどうかとかそんな悩みと、同居人は急いで引っ越しの準備です。慌ただしいですね。
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