The Green Hills of Earth
ここ数日、仕事帰りにデパ地下に立ち寄り安くなった在庫処分のお弁当を買って楽しんでいます。
「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」という映画が近々公開されるようです。 元気いっぱい騒ぎを巻き起こす犬とその飼い主家族の愛の物語…そんな感じでしょうけれど、これは犬を飼っている人たちには、とても素晴らしい映画になるかもしれませんが、わがまま一杯の犬、その犬を飼うバカ飼い主に辟易としている人たちには笑えない映画じゃないかなぁと思う訳ですよ。 今迄にも何度か、「犬を家族と同じ」というのは、その飼い主家族だけで、他の人たちには、その飼い主にはどんなに大切な犬だろうが、ただの「犬畜生」「ペット」「動物」であり、人間と同等なんて言語道断の戯言(たわごと)でしかないと言う話を書いてきました。それを理解せず、「世界中の人は犬を好きなはず」と信じて疑わず、犬を飲食店に連れ込んでみたり、犬を国定公園に放してみたりと悪行の限りを尽くす阿呆が後を絶たない訳ですね。 この映画の予告を見ても、犬を飼っている人には楽しいエピソードであっても、関係ない人には迷惑この上ない出来事を「かわいい犬が引き起こした笑えるエピソード」と決めつけている、ペットを飼う人の独断と偏見によるとんでもないメッセージのような気がしてなりません。 娯楽映画ですから、この映画を見て楽しむことに何ら問題はないと思います。けれど、中には犬を嫌いな人、アレルギーを持つ人、嫌な思い出を持つ人、そして好き嫌いではなく、阿呆な飼い主のために日々不愉快な思いをさせられている人もいると言うことを、ペットを飼う人は忘れずに居て欲しい。それらを無視した傲慢が現れた映画でもあるのだと言う事を意識してみてくれたら嬉しいなと思う次第です。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |